焦点:シャープ、動き出す鴻海戦略 外資傘下の電機再生へ試金石
2016-02-25
[東京 25日 ロイター] - シャープは25日開いた臨時取締役会で、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業による経営支援を受け入れるとともに、2018年初頭にも亀山工場(三重県)で有機EL量産の量を始めると発表した。有機ELはスマートフォン(スマホ)の主要部品になるとみられ、鴻海の世界展開に不可欠の戦略商品。日本の大手電機メーカーとして初めて外資の傘下で再生を期すシャープにとって、自社の技術力が問われる大きな課題が早くも浮上している。
参照元:ロイター: トップニュース