アングル:遠藤金融庁長官に逆風 2000万円報告書で行政停滞

金融庁の遠藤俊英長官の続投が決まった。老後に2000万円を蓄える必要があると試算した金融審議会報告書の受け取りを麻生太郎財務・金融担当相が拒否する異例の事態に、その後の同庁の行政が停滞。高齢社会における資産運用に関する政策対応が行き詰まっただけでなく、1期目から力を入れてきた地域金融機関の活性化策といった課題推進にも影を落としている。2期目は「逆風」下でのスタートを強いられる。

参照元:ロイター: トップニュース

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