5月の連邦公開市場委員会(FOMC)以降に入手した情報は、労働市場は力強く推移し、経済活動は緩やかなペースで拡大していること(rising at a moderate rate)を示している。雇用の伸びは概してここ数カ月堅調で、失業率は低いままだった。家計支出の伸びは今年初めから上向いたように見えるが(appears to have picked up from earlier in the year)、企業の設備投資の指標は軟調だった(indicators of business fixed investment have been soft)。前年同月比で見ると、全体のインフレ率と食品やエネルギー以外のインフレ率は2%を下回っている。将来のインフレを示す市場ベースの指標は低下した(have declined)。調査に基づいた長期的なインフレ期待の指標はあまり変わっていない。