サークル、L1ムーブメントをxリザーブに統合。「USDCx」発行に対応

xリザーブ統合でUSDC裏付けステーブルコイン発行可能に

米サークル(Circle)が、同社のUSDC相互運用基盤「サークルxリザーブ(Circle xReserve)」にレイヤー1ブロックチェーン「ムーブメント(Movement)」を統合したと3月25日に発表した。これにより、ムーブメント上でUSDCに裏付けられたステーブルコイン「USDCx」が発行・利用可能となった。

USDCxは、米ドル建てステーブルコイン「USDC」を準備金として保有するxリザーブを基盤に、各ブロックチェーン上でネイティブに発行されるステーブルコインだ。今回の統合により、ムーブメントはxリザーブに接続され、同ネットワーク上でUSDCxの利用が可能となった。

xリザーブは、USDCを保管するサークル発行のスマートコントラクトを基盤とし、参加するブロックチェーンが自チェーン上でUSDC裏付けステーブルコインを発行できるようにする仕組みである。これにより、USDCと各チェーン上のUSDCxの間で1:1の相互運用が可能となり、チェーン横断での流動性の共有と統一的なユーザー体験の実現が図られるとしている。

ムーブメント上で発行されるUSDCxは、xリザーブに保管されるUSDCによって1対1で裏付けられている。ユーザーがUSDCを預け入れると、ムーブメント上でUSDCxが発行される仕組みとなっている。

またUSDCxは、「サークルCCTP(Circle Cross-Chain Transfer Protocol)」および「サークルゲートウェイ(Circle Gateway)」を通じて、30以上のブロックチェーン上のUSDCと相互運用可能とされている。これにより、第三者ブリッジに依存することなく、クロスチェーンでの流動性にアクセスできるとしている。

サークルは、USDCxのユースケースとして、分散型金融(DeFi)における流動性供給、送金および越境決済、ネオバンクやフィンテック基盤、実世界資産(RWA)へのアクセスなどを挙げている。米国債などの金融商品への接続や、デビットカードとの連携による決済利用も想定されているという。

ムーブメントは、「MoveVM(Move Virtual Machine)」を基盤とするレイヤー1ブロックチェーンであり、セキュリティを重視した設計や、EVM互換性、クロスチェーン対応などを特徴としている。

なお今回の統合は、単にステーブルコインが利用可能になるものではなく、USDCの発行および相互運用の基盤がムーブメントに接続されたことを意味する。アレオ(Aleo)、カントン(Canton)、カルダノ(Cardano)、スタックス(Stacks)に続くxリザーブ統合事例となる。

参考:サークル
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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