カザフスタン中央銀行、555億円規模の仮想通貨関連ファンドを組成

この記事の要点

  • 2026年3月6日、カザフスタン中央銀行が仮想通貨関連投資を発表
  • 金・外貨準備から最大3.5億ドルの仮想通貨関連ポートフォリオ組成
  • 投資対象は仮想通貨だけでなく関連企業株や指数連動商品も含む
  • 中央銀行による仮想通貨関連投資として市場の注目を集める動き

カザフスタン中銀、最大3.5億ドルの仮想通貨ファンド組成

2026年3月6日、カザフスタン中央銀行が金・外貨準備から最大3億5,000万ドル(約555.4億円)を仮想通貨関連資産へ投資するポートフォリオを組成したことが明らかになりました。

中央銀行が外貨準備を仮想通貨関連資産に振り向ける動きは世界的にも珍しく、国家レベルでのデジタル資産採用として市場の注目を集めています。

ロイターの報道によると、カザフスタン中央銀行のティムール・スレイメノフ総裁は政策金利に関する説明会で「現在投資対象となる金融商品のリストを策定している」と説明しました。

投資対象は仮想通貨(暗号資産)そのものに限らず、デジタル資産分野に関わるハイテク企業の株式やインデックスファンドなども含まれる見込みです。

アリヤ・モルダベコワ副総裁は投資の具体的な開始時期として4〜5月を示しており、それまでに投資対象となる企業や金融商品の選定を完了させる方針と報じられています。

インフラ企業・指数連動商品も投資候補に

仮想通貨以外も対象・デジタル資産全般へ

ロイターによれば、スレイメノフ総裁は説明会において「私たちは現在、投資対象となる金融商品のリストを策定している。対象は仮想通貨そのものに限らない」と述べました。

さらに同氏は「これには、仮想通貨やデジタル金融資産に関連するハイテク企業の株式、インデックスファンド、そのほか暗号資産と似た値動きを示す商品などが含まれる」と具体的な投資対象の範囲を説明しています。

モルダベコワ副総裁も投資の方向性について「私たちは仮想通貨への大規模な投資について話しているわけではない。現在デジタル資産を扱う企業を選定中だ」と述べ、仮想通貨そのものへの直接的な大量投資ではないことを明らかにしました。

同副総裁はさらに具体例として「仮想通貨インフラに関わる企業」を挙げ、現在そうした企業の選定を進めている段階と伝えられています。

国家基金と外貨準備の規模感と開始時期

カザフスタン中央銀行が公表している数値によると、2026年2月1日時点の金・外貨準備高は694億ドル(約11兆円)に達しています。

これとは別に管理されるカザフスタンの国家基金の資産は652億3,000万ドル(約10.5兆円)に上っており、今回組成されたポートフォリオの上限額3億5,000万ドルは、準備高全体の約0.5%に相当します。

このような規模感を踏まえ、投資の開始時期についてモルダベコワ氏は4〜5月という見通しを示しています。

それまでの期間で、投資対象となる金融商品のリスト策定とデジタル資産関連企業の選定を完了させる方針で、ハイテク企業の株式やインデックスファンドなど仮想通貨市場に連動する商品を幅広く含む構成としています。

こうした投資の枠組みと並行して、カザフスタン中央銀行はデジタル資産に関する法的枠組みの構築も進めており、今回のポートフォリオ組成もその一環として位置づけられると伝えられています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=158.46 円)

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Source:ロイター報道
サムネイル:AIによる生成画像

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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