UniswapがAIエージェント機能を強化|オンチェーン取引を自動化する「7つの新スキル」公開

この記事の要点

  • Uniswap Labsが2026年2月21日に発表
  • AIエージェント向け7つのスキルを公開
  • DeFi操作の自動化が標準ツールで可能に
  • 取引所から「実行レイヤー」へ進化
  • AI × DeFi の本格始動を示す転換点

UniswapがAIエージェント向けの「7つのスキル」を公開

分散型取引所(DEX)ユニスワップ(Uniswap/UNI)を開発する「Uniswap Labs」は2026年2月21日に、AIエージェントがオンチェーン取引を自律的に実行するための「7つの新しいスキル(Skills)」をリリースしたことを発表しました。

今回公開されたツールセットは、AIエージェントがUniswapプロトコルのコア機能に「構造化されたアクセス」を行うためのものであり、開発者はこれを利用することで、トークンのスワップ(交換)や流動性の提供といった複雑なDeFi操作を自動化するエージェントを容易に構築できるようになります。

エージェントがUniswap上で実行します。

私たちは、Uniswapプロトコルのコアアクションへの構造化されたアクセスを提供する7つの新しいスキルをリリースしました。

これが、オンチェーンでのエージェントワークフローの出発点となります。

自動化を加速させる7つのスキルと機能詳細

Uniswap LabsがGitHub上の「uniswap-ai」リポジトリで公開したこれらのスキルは、AIエージェントが曖昧な指示ではなく、標準化された手順でプロトコルと対話できるように設計されています。これにより、統合時のエラーが減少し、AIによる分散型金融(DeFi)操作の信頼性と安全性が大幅に向上すると期待されています。

具体的に提供された7つのスキルは、Uniswap v4への対応を含め、以下の機能をカバーしています。

提供された7つのスキル一覧

  • swap-integration(スワップ統合)
    AIエージェントがトークンの交換を実行するための基本機能。
  • swap-planner(スワップ計画)
    最適な取引ルートや価格を確認し、スワップの実行計画を立案する機能。
  • liquidity-planner(流動性計画)
    流動性プールへの参加やポジション管理を最適化するための計画ツール。
  • v4-security-foundations(v4セキュリティ基盤)
    Uniswap v4環境におけるセキュリティチェックや安全な操作を保証する基盤。
  • configurator(設定ツール)
    エージェントがプロトコルのパラメータや設定を適切に調整するための機能。
  • deployer(デプロイヤー)
    新しいプールやコントラクト、特にv4フック(Hooks)の展開を自動化する機能。
  • viem-integration
    イーサリアム(ETH)などのEVM互換チェーンと対話するためのライブラリ「viem」との統合サポート。

開発者は『npx skills add uniswap/uniswap-ai』といったシンプルなコマンドを使用するだけで、これらのスキルを自身のエージェントに組み込むことが可能です。これにより、これまではカスタムスクリプトに頼っていた複雑なオンチェーン作業が、標準化されたモジュールとして容易に実装できるようになります。

「AI × DeFi」の新たな潮流と今後の展望

今回のリリースは、Uniswapが単なる取引所から、AIエージェントが活動するための「実行レイヤー」へと進化しようとしていることを示唆しています。

Web3(分散型ウェブ)業界では現在、人間が操作するウォレットではなく、AIが自律的に資産を管理・運用する「Agentic Workflow(エージェントワークフロー)」への注目が高まっています。Coinbaseなどの他社もAIウォレット機能を強化する中、DeFiの最大手であるUniswapが公式にツールセットを提供したことは、このトレンドを決定付ける重要な動きと言えます。

特にUniswap v4では「フック(Hooks)」と呼ばれるカスタマイズ機能が導入されていますが、今回公開されたスキルにはこれらを展開・管理する機能も含まれています。将来的には、AIエージェントが市場の状況をリアルタイムで分析し、最適な戦略で流動性を提供したり、エアドロップの機会を自動で検知して参加したりする未来が訪れると期待されます。

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source:Uniswap公式X
サムネイル:AIによる生成画像

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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