スターテイル×ソニーSoneium、ステーブルコイン「USDSC」をローンチ|報酬制度も導入

スターテイル×ソニー、米ドル建てステーブルコインをローンチ

ブロックチェーン開発企業スターテイル(Startale)とソニーのレイヤー2ブロックチェーンSoneium(ソニューム)は、米ドル建てステーブルコイン「Startale USD(USDSC)」と報酬制度「STAR Points(スター・ポイント)」のローンチを発表しました。

USDSCはステーブルコインプラットフォーム「M0」上で発行され、米国短期国債を裏付け資産としたソニューム初の機関投資家向けデジタルドルです。

スターテイルによると、USDSCはソニューム上のアプリケーション「Startale App」の基軸通貨となり、スワップ取引や決済など主要なオンチェーン活動に幅広く利用されます。

また、ユーザーのオンチェーン活動に応じてポイントが付与される報酬システム「STAR Points」の導入も報告されています。

STAR Pointsは、USDSCの保有や流動性提供、ミッション達成などで獲得でき、ポイントに応じてトークンローンチ参加やエアドロップ受取などの特典を得られる仕組みです。

Soneiumで始動するUSDSC活用と報酬エコシステム

ソニュームとUSDSCが形成する新たな決済基盤

Soneium(ソニューム)はソニーグループとスターテイルが共同開発したイーサリアムのレイヤー2ネットワークで、2025年1月に正式ローンチしています。

発表によると、USDSCはM0社のステーブルコイン発行基盤を利用し、裏付け資産として米国短期国債を保有することで安全性と透明性を確保しています。

そのため、ユーザーはStartale App上でUSDSCを中心に各種機能を利用できると説明されています。

スターテイルの渡辺創太CEOは「USDSCによってユーザーが日常的に収益を得たりサービスを利用したりする際の手続きを簡潔にしたい」と述べ、Startale Appで誰もが報酬を得られるようにしたいとコメントしています。

Startale Appで広がる報酬ポイント活用機会

STAR Pointsはユーザーのオンチェーン活動に応じて付与されるインセンティブポイントで、例えば次のような行動で獲得できると説明されています。

  • USDSCを保有
  • 分散型取引所「Uniswap」で流動性を提供
  • ミッションを達成
  • ミニアプリを利用

貯まったポイントに応じて、エコシステム内の特定プログラムへのアクセスやトークンローンチへの参加、優先エアドロップの獲得、コミュニティ報酬の受取といった特典を得ることができ、今後さらに特典が追加されていく予定です。

Startale Appは現在ベータ版で、ウェイトリストを通じてユーザー登録を受け付けています。

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日本市場で加速するステーブルコイン導入計画

日本では、三菱UFJ銀行など大手銀行が円建てステーブルコインの実証実験を進める一方、JPYCが国内初の規制承認済み円建てステーブルコインとなりました。

また、SBIとRipple(リップル)はドル連動型ステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」の国内発行を年度内開始を予定しています。

さらに、ソニー銀行も2026年度に米国で独自の米ドル建てステーブルコイン発行を発表しており、ソニー経済圏での決済手段として活用する方針を示しています。

USDSCの導入と国内外で進むステーブルコイン整備は、金融機関や企業がブロックチェーン基盤を実用化する動きを後押ししており、今後のデジタル決済インフラ拡張に向けた取り組みが一段と広がるとみられます。

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Source:Startale公式発表
サムネイル:Startale公式発表より引用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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