
Tether社がウルグアイのBTC採掘事業撤退か
米ドル建てステーブルコイン「USDT」発行元のテザー(Tether)社が、ウルグアイのビットコイン(BTC)採掘事業から撤退すると、同国メディア「エル・オブセルバドール(El Observador)」が11月25日に報じた。
報道によると、テザー社はウルグアイにおけるエネルギーコストの高騰などを理由に、ビットコイン採掘事業から撤退するという。また、同社はウルグアイで雇用している従業員38人のうち30人を解雇する方針を、同国の労働社会保障省(MTSS)に伝えたとされる。
ちなみに、今回の報道と同日にメディア「フィナンシャル・タイムズ(FT)」は、テザー社が中央銀行を除いて世界最大の金(ゴールド)保有主体となったと伝えている。
米投資銀行ジェフリーズ(Jefferies)の分析によると、テザー社の金保有量は約116トンに達しているとのこと。その規模は韓国やハンガリー、ギリシャなどの中規模の中央銀行の金保有量に匹敵するとのことだ。
参考:エル・オブセルバドール
画像:PIXTA
関連ニュース
- テザー社がエネルギー生産とBTCマイニング事業開始へ、ウルグアイで
- テザー社、ビットコイン担保ローン「レドン」に戦略的投資
- テザーの「ハドロン」、トークン化証券の発行強化に向け2社と提携
- テザー、2025年利益が約150億ドルを見込む=報道
- テザー、セルシウス破産管財人に約3億ドル支払い和解へ
参照元:ニュース – あたらしい経済


コメント