
BITPointとアサヒエイトHDが提携
国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットポイント(BITPoint)が、ASAHI EITOホールディングスと、暗号資産イーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)の取得・保有・活用支援に関して業務提携したと11月28日に発表した。
この提携により、ASAHI EITO HDはイーサリアムとソラナを取得・保有し、ステーキングなどを通じて継続的な財務収益の確保を目指すとのこと。ASAHI EITO HDは、両銘柄の保有・管理体制の整備を進めるため、ビットポイントが提供する資産管理と取引サポート体制を活用する予定だという。
今回の業務提携は、ASAHI EITO HDがビットポイントの暗号資産取扱いに関する実績や国内1位のステーキング年率を評価したことが背景にあるという。ビットポイントによると、11月28日時点で自社のステーキング年率は国内暗号資産交換業者の公表値比較で国内トップクラスだという。
ビットポイントは法人顧客向けに、ビットコイン(BTC)、イーサリアム、ソラナなどの暗号資産の取得・保管・活用支援サービスを展開している。また主な提供サービスには、店頭取引(OTC)、ステーキングサービス、期末時価評価課税の適用除外サービス、暗号資産の活用支援サービスなどがある。
ちなみにビットポイントは、モブキャストホールディングスのソラナトレジャリー事業や、デフコンサルティングのイーサリアムトレジャリー事業を支援している。同取引所は企業による暗号資産トレジャリー支援を一層強化するとのことだ。
またASAHI EITO HDは、11月21日にイーサリアムとソラナの取得・運用予定を発表。両銘柄の取得・運用には、同社の第三者割当による新株予約権の発行により調達する最大約27億円規模の資金が活用される予定とのこと。
同社は調達資金のうち26億8,200万円を今年12月から2031年12月にかけて、ソラナ、イーサリアム、スマートポケット(SP)等の購入費用に加え、トレジャリー事業の立ち上げに伴う運用費用と戦略的投資費用に充てる予定だ。
暗号資産の取得・運用に充てる資金配分は、イーサリアム約50%、ソラナ約50%となる。イーサリアムは主にステーキングやDEX(分散型取引所)のユニスワップ(Uniswap)等での流動性提供に、ソラナは一部をスマートポケットに転換され、DEXのジュピター(Jupiter)等での流動性提供に活用されるという。
さらに同社は、両銘柄の流動性提供によりユーザー間取引から発生する手数料やインセンティブ報酬を収益化する「LP事業」を展開するという。同事業は12月より順次開始される予定だ。
参考:ビットポイント
画像:PIXTA
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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