カカオバンク、ウォン建てステーブルコイン開発着手で開発者採用へ=報道

Kakao Bankがウォン建てステーブルコイン開発へ

韓国のインターネット専業銀行カカオバンク(Kakao Bank)が、ウォン建てステーブルコイン「カカオコイン(Kakao Coin)」の開発段階に入ったと、韓国メディア「ニュースピム(Newspim)」が11月26日に報じた。

報道によると、開発者には特にスマートコントラクトやフルノード運営、トークン標準といったブロックチェーンインフラの核心要素に対する理解が求められるという。また採用された開発者は、ステーブルコインやセキュリティトークンなどのオンチェーン金融サービス全般を構築・運営する役割を担うとのこと。

実際にカカオバンクの採用ページでは、ブロックチェーンサービスのバックエンドシステム開発者の採用が開始されている。採用職種は同行の新規事業サービス開発チーム所属で、ブロックチェーン基盤の新規サービス構造設計、鍵管理、トランザクション処理システムの構築などが主な業務として提示されている。

カカオバンクの関係者は今回の採用について、「ブロックチェーンおよびステーブルコイン技術の研究と、金融サービスへの適用可能性の検討のための人材補充だ」とニュースピムに説明したという。また、「まだ技術的理解と活用可能性に対する基礎検討段階と見てほしい」とコメントしたとのこと。

カカオグループは今年8月、カカオバンク、カカオ(Kakao)、カカオペイ(Kakao Pay)などの主要関連会社を中心に「ウォン建てステーブルコイン共同タスクフォース(TF)」を発足させた。このタスクフォース発足により、同グループはブロックチェーン基盤の決済・清算・トークン化など、デジタル金融エコシステム構築に向けた本格的な議論を開始したという。

ちなみに、韓国メディア「アジュニュース(Aju News)」の6月25日の報道によると、カカオバンクは「BKRW」、「KRWB」、「KKBKRW」、「KRWKKB」といったティッカーを含む計12件の商標を出願したという。これらは暗号資産(仮想通貨)ソフトウェア、暗号資産金融取引、暗号資産マイニング業の3カテゴリに分類されている。

参考:ニュースピムカカオバンク
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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