RWA特化チェーン「プルーム」、USDGのオムニチェーン型ステーブルコイン「USDG0」初回ローンチ参加

PlumeがUSDG0の初回ローンチ参加

RWAfi(現実資産×金融)特化ブロックチェーン提供のプルーム(Plume)が、パクソスラボ(Paxos Labs)設計のオムニチェーン型ステーブルコイン「USDG0」の初回ローンチグループに参加したと11月24日に発表した。

USDG0は、米ドル建てステーブルコインUSDGのオムニチェーン拡張版。相互運用プロトコル「レイヤーゼロ(LayerZero)」のオムニチェーン・ファンジブル・トークン(Omnichain Fungible Token:OFT)標準を活用している。なおUSDGは、パクソスラボ設立のステーブルコイン発行会社パクソス(Paxos)が、今年7月に発行した欧州連合(EU)域内向けのステーブルコインだ。

OFT標準を通じてUSDG0は、プルーム上に展開されるとのこと。またUSDG0の初回ローンチグループには、レイヤー1ブロックチェーンのハイパーリキッド(Hyperliquid)とアプトス(Aptos)も参加しており、これらのチェーン上にも同コインは展開されるという。

ユーザーがUSDGを別チェーンに送ると、元チェーン上でUSDGが監査済みのスマートコントラクト内にロックされ、移転先チェーンで対応する数量のUSDG0がミントされるとのこと。この仕組みにより、USDGが1対1の米ドル裏付けを維持できる設計になっている。

プルーム上のUSDG0は、同チェーンおよびRWA利回りプロトコルのネスト(Nest)にネイティブなUSDG0の流動性を提供するとのこと。また、米国債利回りを基準としたUSDG0の利回りが、コンプライアンスに沿ってオンチェーンで提供されるという。

さらに、DeFi(分散型金融)領域のビルダーに対して組み込み型のUSDG0の流動性を実現し、プルーム上のユーザーへのUSDG0配布も可能にするとのことだ。

参考:プルーム
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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