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NFTレンディング市場が大きな調整局面を迎えています。DeFi(分散型金融)のデータを扱うDefiLlamaによると、同セクターのTVL(預かり資産総額)は、2022年以来の最低水準となる約830万ドル(約12.8億円)まで急落しました 。これは、3億ドルを超えていた2024年3月の過去最高値から、およそ97%も減少したことになります 。

個別のプロトコルを見ても、その減少幅は顕著です。例えば、Pantera Capitalが支援する「Arcade」のTVLは現在約27万ドルで、ピーク時から98%以上減少しました 。また、かつて市場を牽引したBlurのレンディング部門である「Blend」も、ピーク時の1億1,500万ドル以上から現在は約300万ドルへと、90%以上の縮小を余儀なくされています 。
この急激な縮小の背景には、インセンティブ主導のブームの終焉があります。NFT価格参照サイト「NFT Price Floor」の共同創設者ニコラス・ラルマン氏は、2024年3月のピークはBlurによるファーミング報酬が大きく寄与していたと指摘しています 。インセンティブが終了したことで取引量が激減し、セクター全体が後退したとの見解です 。
一方で、市場はより健全な形へと変化しつつあるようです。ラルマン氏によると、市場は現在、「Gondi」のようなP2P(ピア・ツー・ピア)レンディングを中心とした安定モデルへ移行しています 。担保として扱われる資産も、投機的な動きが激しいPFPプロジェクトから、従来のコレクター市場に近い動きをするNFTアートへとシフトしており、より安定した貸借行動が生まれているといいます 。

また、TVLの激減に比べ、実際に借り入れられている「未償還の債務残高(Outstanding Debt)」の減少は約45%(1億5,000万ドルから8,000万ドル)にとどまっています 。これは、市場全体の流動性が低下する中でも、NFTを担保にした資金調達の需要自体は底堅く残っていることを示唆しています 。
参照:https://defillama.com/protocols/nft-lending
https://dune.com/queries/3966007/6675052
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参照元:NFT Media
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