ソラナ特化の戦略企業「SOLプラネット」設立、経営陣に日本のコミュニティメンバー参画

ソラナ特化の戦略企業が国内で設立

レイヤー1ブロックチェーン「ソラナ(Solana)」に特化した総合戦略企業「株式会社SOLプラネット」の設立が11月5日に発表された。

同社では、Web3新規事業を検討する上場企業・金融機関などを対象に、Solana導入戦略の策定やユースケース設計、PoC(概念実証)支援、規制・コンプライアンス対応支援を行う「エンタープライズ・コンサルティング」を提供する。

またその他にも、「デジタル・アセット・トレジャリー(DAT)戦略支援」や、ホワイトラベル・バリデーターの構築・運用、RWA(実物資産)トークン化プラットフォームの提供における「インフラストラクチャ・ソリューション」、ソラナ経済圏での成長を加速させるためのネットワーキングと戦略支援となる「エコシステム・グロース」、そして 「グローバル市場に向けたマーケティング戦略とコミュニティ構築支援」を提供するとのこと。

これらサービスによりSOLプラネットでは、企業がソラナを導入する際に必要な、技術的な実装や事業戦略の策定、規制対応、財務戦略など、多岐にわたる専門知識を提供するとのことだ。

なお同社のCEOは、外資系証券や米国ヘッジファンドで約3,000億円の投資実行経験を持つ野坂幸司氏が就いている。

他経営陣として、COOにメガバンク証券M&Aアドバイザリー出身でソラナ系インフラプロジェクトDAOのAsia Leadを務める鈴木敦氏、CFOにメガバンク投資銀行部門および大手監査法人出身で上場企業CFO補佐等経験を持ち、ソラナバリデータ運営を行い、日本人関連LST(リキッドステーキングトークン)で最大の委任残高を持つpico氏こと廣﨑正行氏、CTOにソラナジャパンコミュニティリードであり、2021年よりソラナバリデータを運営し、日本のソラナエコシステム黎明期からの技術・コミュニティ支援を行ってきたcamao氏こと道家和人氏が参画している。

なお同社による支援の期間は、初期戦略コンサルティングは数ヶ月単位、インフラ構築を含む大規模プロジェクトは6ヶ月〜1年を目安としているという。またコストについては顧客課題をヒアリングし、最適化した計画と見積もりを提案するとのことだ。機関とコストは、ユースケース設計やPoCの複雑性、またはDAT戦略の規模によって大きく異なるとしている。

画像:iStocks/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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