Kyuzanが「甲虫王者ムシキング」のブロックチェーンゲーム提供へ、Oasys上の「MUSHI」トークン利用可能に

「甲虫王者ムシキング」のブロックチェーンゲーム提供へ

国内ブロックチェーン開発企業のキューザン(Kyuzan)が、キッズ向けカードゲーム「甲虫王者ムシキング」を題材としたブロックチェーンゲームを開発中であることを10月29日に発表した。

開発中のゲームは、「MUSHInomics with MUSHIKING」。「甲虫王者ムシキング」開発元のセガからライセンス許諾を受けているとのこと。

「MUSHInomics with MUSHIKING」は、レイヤー1ブロックチェーン「オアシス(Oasys)」上のミームコイン「MUSHI」の初のユーティリティとして11月上旬にリリース予定だという。同ゲームでは、プレイヤーがMUSHIを消費して様々なムシカードを入手することや、バトルでMUSHIの獲得も可能だ。過去の「甲虫王者ムシキング」シリーズに登場した約90種類のムシカードが登場するという。同カードは「SBT(譲渡・売買の不可NFT)」の形式で提供され、一定期間利用できるとのこと。

集めたカードをデッキ編成して戦うバトル機能や、一定期間のスコアを競うシーズン機能は段階的に開放されるという。シーズン終了後に、順位に応じてMUSHIが報酬として付与されるとのこと。

なお「MUSHInomics with MUSHIKING」は、期間限定のWebブラウザゲームとしてリリースされる。リリース後は約6週間のイベント開催を予定しているという。基本プレイは無料だが、前述したようにカード購入にはMUSHIトークンが必要となる。また獲得したムシカードは永続的には閲覧ができないとのことだ。

「甲虫王者ムシキング」は、じゃんけんのルールを取り入れたシンプルかつ直感的なバトルシステムが特徴のゲーム。2003年の稼働開始以来、小学生男子を中心に高い人気を獲得し、カード累計出荷枚数は4億9,800万枚、公式大会開催数は10万大会にも及んだという。またゲームの枠を超え、漫画・アニメ・映画など多彩なメディアミックス展開や企業コラボレーションを実施し、一大ムーブメントを巻き起こしたとのことだ。

需要拡大に備えブリッジ対応

なお「MUSHInomics with MUSHIKING」の発表に合わせオアシスでは、セラーネットワーク提供の「セラーブリッジ(Celer cBridge)」活用により、OASトークンをイーサリアム(Ethereum)チェーンへブリッジできるよう対応したとのこと。この対応は同ゲームの需要拡大に備えたものであり、イーサリアムエコシステムからオアシスへのアクセスを容易にする目的で実施したという。

OASはブリッジによりイーサリアム上でラップドトークンのwOASとなる。また大手DEX(分散型取引所)ユニスワップ(Uniswap)にてwOAS/USDCおよびwOAS/MUSHIのスワップが可能となっているとのことだ。

 

画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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