モブキャストHD、ソラナ活用で財務戦略を本格化
2025年10月23日、株式会社モブキャストホールディングス（モブキャストHD）は、ソラナ（SOL）を活用したトレジャリー事業の本格始動に向け、SBIホールディングス株式会社の子会社・株式会社ビットポイントジャパンと業務提携を締結したと発表しました。
今回の提携により、ビットポイントジャパンはモブキャストHDのソラナ資産に関する保有・運用・管理基盤の構築を支援し、企業トレジャリーにおける暗号資産活用体制の強化を進める計画です。
発表によると、モブキャストHDは今回の提携を皮切りに、国内外の複数の暗号資産取引所やマーケットメイカー、OTC事業者との連携を進め、ソラナエコシステムを活用した新たな企業資産運用モデルの確立を目指すとしています。
モブキャストHD代表取締役CEOの藪氏は「本提携はソラナ・トレジャリー事業を実行フェーズへと進める重要な一歩であり、信頼できるパートナーとの協働を通じてSOLの保有・運用体制を強化していく」と述べました。
ビットポイントジャパン代表取締役社長の中田氏も「優遇取引や専任チームの支援を通じて、モブキャストHDのSOL活用を全面的にサポートし、国内のWeb3市場の発展に寄与していく」とコメントしました。
SOL特化トレジャリー事業を展開
SIP構想と連動、ソラナ活用で企業財務を強化
発表によると、モブキャストHDは、ビットポイントジャパンをはじめとするSOL取扱い取引所との提携を拡大し、早期にSOLの購入および保有を進める計画です。
同社は複数取引所との協働により、分散性と安定性を両立した運用モデルの確立を目指すとともに、暗号資産の保有・管理を企業財務の中核に据える「ソラナ・トレジャリー事業」を推進するとしています。
また、10月17日に公表されたソーシャルインパクトパスポート（SIP）構想とも連動し、ステーキングによる収益確保やLST（流動性ステーキングトークン）の発行・流通を通じた利回り最適化、さらにバリデーター運用によるソラナネットワーク基盤への参画を進める方針です。
これにより、モブキャストHDは持続的かつ高収益なトレジャリーモデルの実現を目指すとともに、ソラナ・エコシステムの発展にも貢献していくとしています。
同社はさらに、ソーシャルエンターテインメント&メディア事業の成長と並行して、暗号資産を活用した財務基盤の強化を進めることで、企業価値および株主価値の最大化を目指す方針を示しました。
モブキャストHDは、Web3時代の財務戦略を見据え、ソラナを軸とした持続可能なトレジャリー事業を推進することで、企業成長と市場価値の両立を図る方針です。
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Source：モブキャストHD発表
サムネイル：モブキャストHD発表より使用
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