国内IEO9例目、コインチェックで「ファンプラ(FPL)」の購入申込が10/21から開始

コインチェックでファンプラ(FPL)のIEO実施へ

コインチェック運営のIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」において、ファンプラ(Fanpla)社発行の暗号資産(仮想通貨)「ファンプラ(FPL)」の購入申込が10月21日より受付開始される。コインチェックが10月14日発表した。

なおIEO(Initial Exchange Offering)とは、トークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを暗号資産として販売するモデルのこと。FPLは国内IEO案件において9例目、Coincheck IEOにおいては4例目となる。コインチェックとファンプラは2024年3月にIEOに向けた契約締結をしていた。

ファンプラは国内でエンタメ関連事業を行う企業。同社が発行するFPLは、音楽業界においてアーティストとファンが直接つながり、共創することで生まれる新しいエンターテインメント体験を支えるプラットフォーム「ファンプラシステム」の主要サービスで利用できるトークンとのこと。また今後ローンチされる「ファンプラマーケット(Fanpla Market)」にてデジタルアセットの購入やチケット購入などに使用できるという。なおFPLはポリゴン(Polygon)ブロックチェーン上で発行されるとのことだ。

FPLのIEOでは、10月21日正午から11月4日正午まで購入申込を実施。購入申込終了後に抽選を実施し、翌5日に抽選結果およびFPLの受け渡しが行われる。そして11月11日には、コインチェックの取引所および販売所にてFPLは取り扱い開始されるとのことだ。

なおFPLの販売総数は、発行上限数の100億枚の10%となる10億枚とのこと。販売価格は1FPLが1円。1口1万FPLとなるため販売口数は10万口となる。なお払い込み通貨は日本円だ。

なおファンプラプロジェクトは、音楽アーティストのファンサイト運営を手掛け、国内最大級の700組以上の音楽アーティストのネットワークと400万⼈を超える有料会員を有するファンプラス(Fanplus)との協業により推進される。既に確立された大規模会員基盤を背景に、サービス開始直後からの市場への浸透が期待され、FPLの価値を支える強固な基盤になるという。

すでに同プロジェクトを推進する初期メンバーとして、以下の音楽事務所が賛同を表明している。

  • FUNKY MONKEY BΛBY’S、THE BEAT GARDEN所属:イドエンターテインメント
  • マカロニえんぴつ所属:エッグマン
  • すとぷり、騎士X – Knight X – 、AMPTAKxCOLORS、めておら – Meteorites -、すにすて – SneakerStep Prod.STPR MUSIC所属:STPR
  • THE YELLOW MONKEY所属:TYMS PROJECT
  • UVERworld所属:パワープレイミュージック
  • GLAY所属:ラバーソウル
  • Jeremy Quartus所属:レインボーエンタテインメント
  • 中津川 WILD WOOD所属:ワイズコネクション
  • ヒップランドミュージックコーポレーション
  • 秋元康氏プロデュース案件:Y&N Brothers

参考:コインチェックファンプラス
画像:iStocks/Ninja-Studio

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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