イオレがビットコイン購入開始、約2億円で約10BTC取得

イオレがビットコイン購入開始

東証グロース上場企業のイオレが、ビットコイン(BTC)の取得開始を10月7日発表した。

発表によると同社は、1億9,999万9,542円にて10.666BTCを取得したとのこと。平均取得単価は1,875万1,661円だったという。

今後同社は、ビットコインの価格動向および新株予約権の行使状況を踏まえ、2025年内に120〜160億円規模のビットコイン取得を目指すとのこと。

また取得したビットコインは速やかにレンディングを中心とした運用に投入するという。事業進捗については、2025年第3四半期中に開示開始を予定しているとのことだ。

今回のビットコイン購入はイオレが推進する「Neo Crypto Bank構想」の初期トレジャリー運用の一環として実施したものだ。新株予約権の行使が進捗したことを受け行われたという。

「Neo Crypto Bank構想」は、DeFi(分散型金融)等へシームレスにアクセスできる次世代金融プラットフォーム構築を目指すものとなる。

イオレは8月14日、中期経営計画を公表。暗号資産(仮想通貨)金融事業を中核に位置づけた。具体的には、暗号資産トレジャリー(自社による暗号資産の取得・保有)事業と暗号資産レンディング(暗号資産のデッド調達)、2つの戦略的資金調達を推進するとのこと。そして、保有する暗号資産を運用することによって、暗号資産の値上がりによる資産価値の上昇だけでなく、運用収益の獲得をするとした。

10月1日にイオレは、暗号資産レンディングサービス「ビットレンディング(BitLending)」と、Web3.0メディア「アイオライト(Iolite)」の2つの事業を展開するJ-CAM(ジェイカム)と戦略的提携をしている。

また9月29日には、日本初、国内法に唯一準拠し、セルフカストディ方式で暗号資産・ステーブルコインを利用できるクリプトクレジットカード「SlashCard」の提供を予定するスラッシュビジョン(SLASH VISION)と資本業務提携をしている。

イオレが推進する暗号資産レンディングを中心とした金融サービス群を、スラッシュが提供するクリプトクレジットカード機能と連携させるとのことだ。

参考:イオレ
画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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