バイナンスとフランクリン・テンプルトンが提携、デジタル資産の新製品を共同開発へ

暗号資産と伝統金融の大手2社が提携

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)が、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)との提携を9月10日に発表した。両社は新たなデジタル資産の取り組みやプロダクト開発に共同で着手するという。

両社は、フランクリン・テンプルトンのコンプライアンスに準拠した証券トークン化の知見と、バイナンスのグローバルな取引インフラや投資家基盤を組み合わせ連携を図る考えだ。それにより資本市場の効率性、透明性、さらには利回り機会や決済速度の向上を目指すという。

フランクリン・テンプルトンはこれまでに、米国政府マネーファンド「FOBXX」のオンチェーン展開などを通じて、デジタル資産の活用を進めてきた。2024年2月には、同ファンドをルクセンブルクで登録し欧州の複数国の機関投資家向けに提供をしている実績もある。

一方、バイナンスは世界最大の暗号資産取引所としての運営実績を持つ。また、ステーブルコインのインフラ構築や顧客資産の保管体制の整備などを通じて、暗号資産と既存金融の接続にも取り組んできた。

なお両社の新製品に関する詳細は、今年後半に発表される予定とのことだ。

参考:バイナンスフランクリン・テンプルトン
画像:iStocks/jittawit.21

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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