
Kraken Proにノーコード自動取引導入へ
海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、イスラエル拠点のノーコード型自動取引プラットフォーム「キャピタライズドットエーアイ(Capitalise.ai)」の買収を8月20日に発表した。なお買収額は非公開だ。
キャピタライズドットエーアイは、日常的なテキストを実行可能な取引戦略に変換する自然言語プラットフォームを開発している。同プラットフォームは独自の言語モデルとビッグデータ基盤を備え、株式や暗号資産、FX、先物、オプションなど多様な資産に対応しているとのこと。さらに同プラットフォームでは、これら資産のリアルタイムおよび過去データを取り込めるという。
キャピタライズドットエーアイの機能は、今年後半からクラーケンの上級トレーダー向け取引プラットフォーム「クラーケンプロ(Kraken Pro)」内で段階的に展開される予定とのこと。
これまでクラーケンプロでは、高度な機能の活用に専門知識や技術的スキルが必要だったが、今回の買収によりユーザーは日常的な言葉で取引戦略の設計・テスト・自動化が可能になるという。
またクラーケンプロの開発を継続するため、キャピタライズドットエーアイ共同創業者兼CEOアミール・シオヴィッチ(Amir Shiovich)氏および、CPOシャハル・ラビン(Shahar Rabin)氏、ならびに開発チームがクラーケンに参加したとのことだ。
なおクラーケンは今回の発表同日、米国株のトークン化資産「xStocks」をレイヤー1ブロックチェーンのトロン(Tron)に展開予定であると発表した。
参考:クラーケン
画像:iStocks/eugenesergeev
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参照元:ニュース – あたらしい経済


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