Begin Wallet、カルダノのDeFi「Liqwid Finance」を統合|簡単操作で利回り獲得可能に

Begin Wallet、カルダノのDeFi「Liqwid Finance」を統合|簡単操作で利回り獲得可能に(Begin Wallet Integrates Liqwid Finance: Effortless Yield Earning on Cardano)

ステーブルコインの貸出・利回り獲得が可能に

カルダノ(Cardano/ADA)を基盤とした分散型金融(DeFi)プラットフォームを展開している「Liqwid Finance」は2025年5月20日に、自己管理型ウォレットの「Begin Wallet」がLiqwid Financeの貸借プロトコルを直接統合したことを発表しました。

Liqwid Financeは、カルダノネットワーク上で展開されている主要な貸借プラットフォームであり、自分が保有する暗号資産を貸し出して利息を得たり、担保を提供して資産を借り入れたりできるサービスが提供されています。

Begin Walletは、カルダノブロックチェーンを基盤とする様々なトークンをまとめて管理できる多機能ウォレットであり、カルダノ基盤の各種トークンやNFTを管理・送受信できるだけでなく、ガバナンス・ステーキング・dAppsブラウザなどの機能も搭載されています。

今回の統合によって、Begin Walletにはステーブルコインの貸し出し機能が追加されたため、ユーザーはBegin Walletのアプリ内から簡単操作でステーブルコインを貸し出して、利回りを得ることが可能になりました。

USDM・USDAなど複数のステーブルコインに対応

Begin Walletのユーザーは、ウォレットアプリの画面下部にある「Invest」のページから「Lend & Earn」のボタンをタップし、貸し出したいステーブルコインの種類と数量を入力して「Deposit」をタップすることによって、ステーブルコインの貸出を開始することが可能です(※最低30コインから貸出可能)。

「Lend & Earn」のページでは以下のような複数のステーブルコインの中から自分の好きなものを選択することが可能で、画面上ではAPY(年間利回り)も確認できるようになっています。

・貸出可能なステーブルコイン(※2025年5月20日時点)

  • USDM
  • USDA
  • iUSD
  • DJED
  • USDC
  • USDT

Begin Walletの「Invest」のページから「Lend & Earn」のボタンをタップBegin Walletの「Invest」のページから「Lend & Earn」のボタンをタップ

記事執筆時点で利用できる機能は貸付のみとなっていますが、公式発表では「借入はまだ利用できないが、両チームは機能拡張できるように取り組んでいる」とも報告されているため、今後の続報にも注目です。

分散型金融(DeFi)関連のサービスは暗号資産を自由に運用して高い利回りを得られるという利点がありますが、DeFiサービスの利用には「ウォレットを準備して、安全性を確認しながらDeFiプラットフォームにウォレット接続し、運用に必要なトランザクションなどを行う」といったやや複雑でリスクが伴う障壁も存在します。

しかし、今回の統合によって「Begin Wallet」を利用するユーザーは簡単作業でカルダノ基盤ステーブルコインを運用できるようになったため、従来の障壁を排除してカルダノDeFiの参加者を増やし、エコシステム全体の成長に繋げることができると期待されています。

Begin Walletには、仮想通貨決済でホテル予約・フライト予約できる「Shop」機能や「eSIM購入機能」なども搭載されているため、今後のさらなるアップデートなどにも注目です。

>>最新の仮想通貨ニュースはこちら

source:Liqwid Finance発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:AIによる生成画像

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメント

タイトルとURLをコピーしました