
Franklin Templetonがシンガポールでトークン化ファンド展開
米大手資産運用企業フランクリンテンプルトン(Franklin Templeton)がシンガポールで一般投資家向けに提供するトークン化ファンドの立ち上げに関して、シンガポール金融管理局(MAS)から規制上の承認を取得した。メディア「テックインアジア(Tech in Asia)」が5月16日に報じた。
報道によれば、承認を受けたファンドは「フランクリンオンチェーン米ドル短期マネーマーケットファンド(Franklin OnChain US Dollar Short-Term Money Market Fund)」とのこと。
同ファンドは、フランクリンテンプルトンがデジタル資産ネットワークを活用し、ファンドの持分記録を管理するVCC(Variable Capital Company)構造のもとで組成されているという。
なお、このファンドはシンガポールで一般投資家向けに提供される初のトークン化ファンドであり、フランクリンテンプルトンにとっても同国での初の取り組みとなる。
なおファンドの持分は、フランクリンテンプルトンのブロックチェーン統合型トランスファーエージェンシープラットフォームを通じて発行されるとのこと。また一般投資家は、最低20ドル(約2,900円)の投資から参加可能となる。
なお、同ファンドの立ち上げはMASの承認を得ているが、フランクリンテンプルトンの公式サイト上の広告または資料は、MASによる個別審査を受けたものではないことが明記されている。
参考:Tech in Asia・Franklin Templeton
画像:iStock/BalkansCat
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参照元:ニュース – あたらしい経済

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