米SEC、プロシェアーズXRP先物ETFを承認｜4月30日に公開へ

米国初、XRP先物ETF誕生へ

SEC（米国証券取引委員会）は2025年4月27日に、ProShares Trust（プロシェアーズ・トラスト）が申請したXRP先物ETFの上場を承認しました。

これを受けて、ProSharesは2025年4月30日から、次の3種類のXRP先物ETFを米国市場に上場する予定です。

• ProShares Ultra XRP ETF：XRP価格の日々の変動幅の2倍の利益を狙うレバレッジ型ETF
• ProShares Short XRP ETF：XRP価格が下落した際に利益を得られるよう設計されたインバース型ETF
• ProShares UltraShort XRP ETF：XRP価格の下落幅の2倍に相当する利益を狙うダブルインバース型ETF

これらのETFは現物のXRPを直接保有せず、シカゴ・マーカンタイル取引所（CME）のXRP先物契約によって価格変動を反映する仕組みです。

米CMEグループは2025年5月19日からXRP先物の取り扱いを開始する予定で、XRP市場の取引活性化や新たな投資家層の参入を促すと期待されています。

なお、ProSharesはXRP現物ETFの申請も行っており、現在SECの審査中です。

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XRP現物ETF承認へ高まる期待

2024年10月以降、Bitwise（ビットワイズ）やY21Sharesなど10社を超える運用会社が、XRP現物ETFの申請書をSECへ次々と提出しています。2025年2月にはGrayscale（グレースケール）社のXRP現物ETF審査も始まり、現在複数の申請が同時進行しています。

こうした状況のなか、米国初のXRP関連ETFとして、Teucrium社の2倍レバレッジ型XRP先物ETFが2025年4月8日にNYSE Arcaに上場しました。

これについて、ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏はX（Twitter）で「新しい資産クラスで最初に登場したETFがレバレッジ型というのは極めて異例だ」とコメントしています。

さらに同氏は「XRP現物ETFはまだ承認されていないものの、近い将来に認可される見込みは高い」との見方も示しました。

明日、米国で2倍のレバレッジ型XRP ETFが初めて上場します。市場で初めてのXRP ETFがレバレッジ型というのは非常に珍しいケース（おそらく初めて）です。

現物のXRP ETFはまだ承認されていませんが、承認される可能性はかなり高いと見ています。

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Source：SEC提出書類
執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
サムネイル：AIによる生成画像

参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ