CryptoKittiesが「Meow Economy」を発表、6種のトークンで新たな経済圏を構築

CryptoKittiesを手がけるDapper Labsは、Telegramゲーム『ALL THE ZEN!』と連動した新たな経済圏「Meow Economy」の立ち上げを発表しました。

Flowブロックチェーン上で展開されるこの取り組みでは、6種類の独自トークン「Meowcoin」を用いたゲーム体験が提供され、従来のNFTゲームとは一線を画す参加型の仕組みが構築されています。

Meow Economyとは

Meow Economyは、CryptoKittiesの新プロジェクト「ALL THE ZEN!」と連動したPlay to Earn型の仕組みです。プレイヤーのゲーム内での行動や実績に応じて報酬が配布され、保有するMeowcoinは専用サイト「Kitty Punch」上でトレード可能です。

現在確認されているMeowcoinの種類は以下の6つです。

Meowcoin
  • HOTCOCOA
  • RAINBOW
  • COINBEAN
  • FANCYCOIN
  • KITTYCAKE
  • FAMILYCOIN

それぞれ異なるキャラクターやゲーム要素に紐づけられており、所有することでさまざまな報酬や体験が解放される設計です。

トレードより体験重視、Meow Economyの目的

今回の経済圏は、一般的な暗号資産のような投機を目的とした設計ではなく、あくまでゲーム体験やコミュニティ参加を通じた“楽しさ”を軸に据えています。

トークンはすべてエアドロップによって配布されており、事前販売やICOは行われていません。また、Flow EVMに対応したウォレット(MetamaskやFlow Wallet)を接続することで、「Kitty Punch」上でスムーズにトレードが可能となっています。

CryptoKitties公式が公開したLite Pa-PURR(ホワイトペーパー)では、これらのMeowcoinは「Kitty Bits」と表現されており、見た目や属性だけでなく、将来的にはゲーム内での役割や機能性を持つことが示唆されています。

今後の展開と注目ポイント

CryptoKitties公式は今週中に「Rumour Mill」という新機能もリリース予定で、これはFancy Coinを用いた予測市場型ゲームとなる見通しです。コミュニティ参加型の要素が強化されることで、ゲームを通じた新たな経済活動の広がりが期待されています。

すでに対象ユーザーへのエアドロップは開始されており、CryptoKitties: ALL THE ZEN!で条件を満たしたプレイヤーには、順次トークンが配布されています。該当者はアカウントハブで保有状況を確認できるほか、今後のトレーディング機能の拡充にも注目が集まっています。

Meow Economyは、NFTゲームの新たな方向性を示す試みとして、今後のWeb3エンタメ市場に大きな影響を与える可能性を秘めています。


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参照元:NFT Media

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