『七つの大罪』初の公式NFTがOpenSeaで販売開始|YOAKEとSoneiumがWeb3戦略を始動

『七つの大罪』初の公式NFTがOpenSeaで販売開始、YOAKEとSoneiumがWeb3戦略を展開(The Seven Deadly Sins official NFT launched on OpenSea, YOAKE and Soneium initiate Web3 strategy)

劇場版『七つの大罪』がNFT化

YOAKE entertainmentは2025年3月25日に、アニメ『七つの大罪』シリーズとして初となる公式NFTコレクションを販売開始したことを発表しました。

このNFTは、大手NFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」で販売され、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」上で発行されます。

販売内容と価格設定

「YOAKE & The Seven Deadly Sins Anime Series」と題された本コレクションは、劇場版『七つの大罪 光に呪われし者たち』のワンシーンをデジタルアートとして提供するものです。

主人公メリオダスと弟ゼルドリスが酒を酌み交わすシーンが題材で、ファンにとって印象的な瞬間をNFTとして所有することができます。

販売は2025年3月25日14時から72時間限定で行われ、価格は0.002ETH(約620円)であることが報告されています。なお、発行数に上限はありません。

※レート参考:2025年3月26日時点のETH価格約310,000円/ETHで換算

OpenSeaとの連携によるグローバル展開

このNFTの販売は、OpenSeaとの提携による第1弾の取り組みであり、グローバルに向けた販売戦略として位置づけられています。

OpenSeaの公式X(Twitter)アカウントでは、「あなたの好きな〈七つの大罪〉と〈戒め〉が、ブロックチェーン上で初めて公式に取引可能に」とコメントされており、注目のプロジェクトとして紹介されています。

あなたの好きな〈七つの大罪〉と〈戒め〉が、ブロックチェーン上で初めて公式に取引可能に!Soneiumでその魅力を体験しよう。

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『七つの大罪』がNFTに進出、グローバルIP戦略

『七つの大罪』は鈴木央氏による漫画作品で、講談社の「週刊少年マガジン」にて連載されていました。累計発行部数は5,500万部を突破し、アニメ版はNetflixを通じて190カ国以上で配信されています。

2020年にはNetflixオリジナルアニメランキングで世界125カ国にて1位を記録するなど、グローバルで高い評価を受けています。

このような人気IPをNFTとして公式展開することで、ファンが思い出のシーンを「所有」するという新しい体験が可能になります。

また、限定販売やブロックチェーン上での真正性が保証される点も、従来のグッズにはない付加価値を提供しています。

Soneium上での『七つの大罪』NFTは、グローバルIPを起点とした新たなNFT市場の可能性を示すものであり、今後の他IPとの連携にも期待が寄せられています。

ソニー発ブロックチェーン×エンタメの融合

YOAKE entertainmentは、アソビシステム、ツインプラネット、W TOKYO、Y&N Brothersの4社による合弁会社で、さらにソニーグループおよびオフィスノーブも出資に参加しています。

一方、Soneiumの開発元であるSony Block Solutions Labsは、ソニーグループとWeb3スタートアップStartale Labsが共同設立した企業です。

Startale Labs CEOの渡辺創太氏は、YOAKE entertainmentの取締役も務めており、今回のNFTプロジェクトには技術・戦略両面で関与していることが明らかにされています。

今後もさまざまなIPをブロックチェーン上で活用するための基盤として、拡張が予定されています。

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Souce:YOAKE entertainment公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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