CryptoPunks市場が活況?ゾンビパンク含む高額取引が相次ぐ

NFTアートの代表的存在である「CryptoPunks」コレクションにおいて、2025年3月に入り複数の高額取引が行われ、市場の盛り上がりを示しています。

中でも注目されたのが、3月24日に行われた#2967の取引です。この個体は、わずか88体しか存在しない「ゾンビパンク」の1つであり、420ETH(約842,000ドル)で売却されました。

cryptopunks

同個体は過去半年間に複数の高額入札を受けていたものの、最終的に著名コレクターから匿名購入者への売却が成立したかたちです。

また、3月19日にはフード付きの3Dグラスを着用した#6634が222.4ETH(約459,000ドル)で、3月15日には#8968が128ETH(約85,000ドル)でそれぞれ売却されるなど、ハイエンド層の動きが活発化しています。

cryptopunks2
CryptoPunk #6634
cryptopunks3
CryptoPunk #8968

さらに#3007についても3月23日に120ETH(約247,500ドル)で取引されており、3月だけで高額販売が相次いでいることがわかります。

こうした高額取引の影響を受け、CryptoPunksのフロア価格も上昇傾向にあり、過去1カ月間で約21.4%上昇。2月下旬には34.6ETHだったフロア価格は、3月末時点で42ETHに達しています。

CryptoPunk  FP

取引量も増加しており、直近1週間だけで39体のCryptoPunksが売買され、取引総額は475万ドルを超えました。

「CryptoPunks」は、2017年にLarva Labsによってリリースされた10,000点のアルゴリズム生成ピクセルアバターNFTコレクションで、現在はYuga Labsが権利を保有しています。Alien、Ape、Zombieの3つが希少な属性とされ、特にZombieは市場でも高い人気を誇ります。

今回の活況は、NFT市場全体の回復と連動する動きとみられ、今後もレガシー系NFTの価値が見直される可能性があります。

国内最大級のNFT専門メディアである「NFT Media」では、NFTの基礎知識から最新トレンドまで幅広く発信しています。

まずは、「NFTとは?」の記事から、NFTの基礎知識について学ぶのがおすすめです。

The post CryptoPunks市場が活況?ゾンビパンク含む高額取引が相次ぐ first appeared on NFT Media.

参照元:NFT Media

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です