トランプ大統領、8月までにステーブルコイン法案に署名する意向示す

暗号資産サミットにて発表

米ホワイトハウスで初となる、暗号資産(仮想通貨)のサミットが3月7日に開催され、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は8月までにステーブルコイン法案へ署名する意向を示した。各社が3月8日報じている。

なお、このサミットには政府高官や業界のリーダーらが集まった。米証券取引委員会(SEC)のコミッショナーであるへスター・ピアース(Hester Peirce)氏、商品先物取引委員会(CFTC)の委員長代行キャロライン・ファム(Caroline Pham)氏、親クリプト派で知られる共和党のトム・エマー(Tom Emmer)下院議員、米大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)のCEOであるブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏、クラーケン(Kraken)の共同CEOであるアルジュン・セティ(Arjun Sethi)氏らがサミットに参加した。

このサミットにてトランプ大統領は、ステーブルコインで米ドルの地位を維持したい意向から、8月までにステーブルコイン法案に署名する姿勢を示した。

またトランプ大統領は、「私は昨年、アメリカを世界のビットコイン超大国、そして地球の暗号資産の首都にすると約束した。その約束を果たすために歴史的行動をしている」と述べている。

このことについては、3月9日にホワイトハウスの公式Xより「アメリカは世界のビットコイン超大国となるだろう。アメリカの黄金時代が始まった!:America will be the Bitcoin superpower of the world.The Golden Age of America has BEGUN!」とも投稿され、国としてのビットコイン推進が強調されている。

なお今回のサミットでは、2026年FIFAワールドカップへ向けたホワイトハウスタスクフォースの設立と、暗号資産「FIFAコイン」の発行計画も発表された。

サミットにはFIFA会長ジャンニ・インファンティーノ(Giovanni Vincenzo Infantino)氏も参加し、「FIFAコイン」ローンチを宣言した。このコインの仕様や発行時期等の詳細は、今後数カ月以内に発表される予定だ。

参考:ビットコインドットコムThe Block

画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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