デビッド・サックス氏に仮想通貨売却の証明要求|エリザベス・ウォーレン議員

デビッド・サックス氏に仮想通貨売却の証明要求|エリザベス・ウォーレン議員(Elizabeth Warren demands proof of David Sacks' crypto sale)

エリザベス・ウォーレン氏、仮想通貨の売却証明を求める

米国上院議員のエリザベス・ウォーレン氏は、2025年3月6日にデビッド・サックス氏宛ての書簡で、仮想通貨の売却を証明するように要求しました。

エリザベス・ウォーレン議員は、米国の政界において仮想通貨に批判的な人物の1人として知られています。トランプ政権のAI・仮想通貨担当であるデビッド・サックス氏は実業家として知られ、過去に仮想通貨を保有していたことを公言していました。

ウォーレン議員は書簡において、サックス氏が仮想通貨を売却した旨を発言したことについて触れています。そのうえで、サックス氏や関連会社が「実際に、仮想通貨を売却したのかは不透明」と指摘しました。

懸念の根拠として書簡では、過去にサックス氏がビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)ソラナ(SOL)に直接投資していたこと、同氏が保有するVCで、仮想通貨運用会社のビットワイズ社や複数の仮想通貨に投資していたことなどを列挙しました。

また、サックス氏や関連会社のポートフォリオが、仮想通貨備蓄計画で挙げられている銘柄と類似していると指摘しています。

ウォーレン議員は「あなたが仮想通貨サミットを主宰するにあたり、利益相反に対する懸念を明確に解消してくださることを望みます」と述べ、以下のような証明を求めました。

  • 直接保有する仮想通貨を売却したことを証明する書類の提示
  • サックス氏が保有するVCがビットワイズ社の株式を売却した証明
  • 仮想通貨備蓄関連の政策に関係していた人物の仮想通貨保有歴

デビッド・サックス氏は再三にわたり利益相反を否定

サックス氏は、過去にも類似の指摘を受けています。3月3日には、改めて仮想通貨の保有を否定しました。

トランプ政権発足前に、保有していたすべての仮想通貨(BTC、ETH、SOLを含む)を売却しました。

ビットワイズ社のCEOであるハンター・ホースリー氏もコメントを行い、すでにサックス氏が保有するVCがビットワイズ社の株式を売却したことを認めています。

デビッドとクラフト(デビッド氏保有のVC)は2017年にビットワイズのシードラウンドに投資しました。2か月以上前に、デビッドはビットワイズから、撤退しなければならないと私に知らせています。

当社は、デビッドおよびクラフトチームと協力し、保有株の売却を完了させました。

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Souce:エリザベス・ウォーレン議員書簡
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:AIによる生成画像

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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