高速イーサL2「MegaETH」、テストネット展開へ

「MegaETH」がテストネット展開へ

Web2並のリアルタイム性能を備えたブロックチェーンを目指す「MegaETH(メガイーサ)」のテストネット展開とその後のスケジュールが、3月4日に発表された。

その発表によると、3月6日のうちにテストネットの展開が完了し、そこから3月10日までの4日間がアプリケーションやインフラためのオンボード期間として設定されている。3月10日からはユーザーのオンボーディングが開始されるとのことだ。

アプリケーション構築を希望するチームは、現在「MegaETH」チームが募集している「メガフォージチーム」として参加する必要がある。登録は募集フォームから可能だ。

なおテストネットで使用するガストークンを請求するための「フォーセット」の負担を軽減するため、事前にウォレットに直接付与するという方式を採用するとのこと。必要なユーザーは、公式のディスコードチャンネルでウォレットを登録する必要があるという。

「MegaETH」は、オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollup)をベースに開発されている高速処理が特徴のイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ブロックチェーン。ブロックチェーンの中でも最速クラスである、1秒以下の応答速度・毎秒10万件超の取引処理を目標としている。

過去に2回の資金調達を発表しており、イーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏や、メタマスクなどの開発元であるコンセンシス(Consensys)の創業者であるジョセフ・ルービン(Joseph Lubin)氏などをはじめとした、ブロックチェーン業界の著名人がエンジェル投資をしていることからも注目が集まっている。

また2月初旬には、NFTコレクション「The Fluuffle」を販売し、4,964 ETHの調達にも成功している。

画像:PIXTA

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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