カニエ・ウェストのカルダノ参入はデマ?ホスキンソン氏が真相を語る
カニエ・ウェストとの関係を完全否定
カルダノ(Cardano/ADA)の共同創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は2025年2月24日に、カルダノチェーン上で「カニエ・ウェスト(Ye)氏が仮想通貨プロジェクトを開始するのではないか」という噂を完全に否定しました。
ホスキンソン氏はX(旧Twitter)に動画を投稿し「カニエ・ウェストがカルダノで何かをすることはない」とした上で次のように語っています。
一部でこういった憶測が飛び交っていますが、彼が具体的な動きを見せているという事実はありません。
むしろ、彼は自身のXアカウントを1,700万ドル(約25億円)でBarkmetaという怪しげな組織に売却したようです。
仮にそれが事実ではなくても、私たちはそのようなドラマを望んでいません。
また、動画の最後には「カルダノは真剣なプロジェクトであり、話題作りのための道具ではない」と語っており、カニエ・ウェスト氏が関与する可能性を完全に否定しました。
No Ye pic.twitter.com/ZauAxJDxwt
— Charles Hoskinson (@IOHK_Charles) February 23, 2025
カニエ・ウェスト氏とカルダノの噂が浮上した経緯
2025年2月、現在「Ye」の名で活動するカニエ・ウェスト氏が、カルダノ上で仮想通貨プロジェクトを立ち上げるという噂が浮上しました。
この噂は、SNS上でウェスト氏の名前がカルダノ関連の話題とともに拡散されたことで広まりました。
さらに、一部の仮想通貨インフルエンサーも「カニエが独自トークンを発行する可能性がある」と発言したことで、ウェスト氏の話題が加速しました。しかし、今回のホスキンソン氏の動画によってこの噂は完全に否定されています。
カニエ・ウェスト氏はこれまでに仮想通貨に関心を示していため、今回の噂も彼の過去の発言や行動が発端となった可能性がありますが、公式の発表は一切ありません。
著名人が仮想通貨市場に与える影響
ホスキンソン氏の発言を受け、カニエ・ウェストのカルダノ関与の可能性は完全に否定されました。しかし、この噂が短期間で大きな話題となったことは、仮想通貨市場における著名人の影響力を改めて示すものとなりました。
現在、カルダノは主要なレイヤー1ブロックチェーンの一つとして開発が進められています。最近では、スケーラビリティ向上のためのHydraプロトコルや、ステーブルコイン「USDA」の導入などが進められています。
今後、著名人の仮想通貨市場への関与がどのように影響を与えるのか、引き続き注目が集まります。
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Souce:チャールズ・ホスキンソン氏の投稿
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用