【墨汁速報】米Cboe 初のイーサリアムステーキングを可能とするイーサリアムETF変更申請
米シカゴ・ボード・オプション・取引所(Cboe)は現物型イーサリアム上場投資信託(ETF)の21シェアーズ・コア・イーサリアムETFが運用するETH現物をステーキングしてETH報酬を得る変更を米国証券取引委員会(SEC)へ申請したことが判明した。イーサリアムETFはブラックロックやフィデリティなど米国では9つ存在するが、ETHステーキングETFは初の申請となる。
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Cboe初のイーサリアムステーキングETF変更を申請
米シカゴ・ボード・オプション・取引所は自身が上場する現物型イーサリアムETFのうち、21シェアーズが提供するコア・イーサリアムETFが運用する現物のイーサリアム(ETH)をネィティブプロトコルのバリデータとして運用することで新規発行されるETH報酬を受けるためのステーキングを可能にする申請を米国証券取引委員会(SEC)に申請したことが判明した。
SECは2024年にブラックロックやフィデリティなどの現物型ビットコインETFの承認に続き、イーサリアムETFを承認、現在は9つのETH現物を運用するイーサリアムETFが米国では承認されており、承認される前にステーキングを可能とする申請もあったが、SECとのやり取りでステーキングを除外したことで知られている。一方で仮想通貨推進派のトランプ政権では反仮想通貨派のゲイリー・ゲンスラー氏からマーク・ウエダ氏の新SECとして仮想通貨の規制明確化などを推し進める親仮想通貨派であり、ステーキングイーサリアムETFへの変更承認の可能性が高まっていると言えるだろう。
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— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) February 12, 2025
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イーサリアムステーキングETFのアドバンテージ
ビットコインは毎ブロックごとに新規発行される報酬をマイナーが受け取ることができる一方、現物型ビットコインETFのように保有しているだけではその報酬を得ることはできず、マイナーは常に電気代やビットコイン価格の変動リスクに晒され続けている。一方でイーサリアムは2020年にイーサリアムステーキングをローンチし、2022年9月15日にパリアップデートで完了、32ETHをステーキングするか流動性ステーキングのライド(Lido)を介すことでETH保有者はステーキング報酬を得ることが可能になっている。
つまりイーサリアムETFが運用するETHをステーキングすることで、ETF運用会社は利回りをETF投資家に配当することが可能であり、ビットコインETFにはない最大の特徴となるということになる。今後ライトコインETFやリップルETFが承認した場合、同様にこれらの仮想通貨はステーキング報酬を得られないため、ソラナETFが同様の仕組みを採用できるようになるだろう。
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