グレースケール、XRP投資信託の現物ETF転換を申請|NY証券取引所が米SECに書類提出

グレースケール、XRP投資信託の現物ETF転換を申請|NY証券取引所が米SECに書類提出(Grayscale files application to convert XRP mutual fund into physical ETF | NYSE files paperwork with SEC)

米資産運用大手Grayscale(グレースケール)が2025年1月30日に、ニューヨーク証券取引所(NYSE)を通じて、自社のXRP投資信託である「Grayscale XRP Trust」をETF(上場投資信託)に変換するための申請を行いました。

この申請はXRP投資信託を「XRP現物ETF」に変換するためのもので、グレースケールがNYSEに対してETF転換の申請を行い、NYSEがその申請を元に米国証券取引委員会(SEC)に対して正式な書類(19b-4フォーム)を提出しています。

「Grayscale XRP Trust」は2024年9月12日にローンチされたもので、申請書類提出時の運用資産額は約1,610万ドル(約24億8,000万円)と記載されています。なお、XRPの保管を担当するのは「Coinbase Custody」で、信託の管理者および名義変更代理人は「BNY Mellon Asset Servicing」とされています。

今回提出された「19b-4フォーム」は証券取引所でETFを取引できるようにするためのルール変更に関する提案書類であり、この提案の承認が得られた後にETFの詳細情報を記載した「S-1フォーム」の最終承認に関する手続きが進められる流れとなっています。

XRP現物ETFに関する申請は「WisdomTree、Canary、Bitwise、21Shares」などといった複数の企業によって行われていますが、GrayscaleはすでにXRP投資信託を展開する大手資産運用会社であるため、今回の申請には注目が集まっています。

米国では様々なアルトコインを対象するETF商品が続々と申請されていて、今月30日には「米SECがビットワイズのBTC・ETH混合型ETFを承認したこと」も報告されているため、現在は各種アルトコインETFの承認にも期待が高まっています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=154.06円)

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Souce:NYSE提出書類
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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