ビットコイン購入に向けた「アジア株式市場最大規模の資金調達」発表:メタプラネット
BTC追加購入に向けて1,160億円規模の資金調達
ビットコイン(BTC)を購入し続けていることでも知られる東証上場企業メタプラネットは2025年1月28日に、ビットコインの追加購入を目的として約1,160億円規模の資金調達を実施する計画を発表しました。
公式発表によると、同社は割引率0%の新株予約権2,100万株を発行してビットコインの追加購入資金となる約1,160億円を調達するとのことで、これはアジア株式市場史上最大規模となるビットコイン購入資金の調達であるとも説明されています。
メタプラネットは割引率0%の新株予約権2100万株を発行し、ビットコイン追加購入資金として約1160億円を調達します。アジア株式市場史上最大規模のビットコイン購入資金の調達となります。 pic.twitter.com/qEvV3sqYE5
— Metaplanet Inc. (@Metaplanet_JP) January 28, 2025
2026年末までに21,000 BTCを取得する計画
メタプラネットは2025年1月28日に公開した「2025年‐2026年 ビットコイン計画」という資料の中で『2025年末までに10,000 BTCを取得し、2026年末までに21,000 BTCを取得する』という目標も掲げています。
なお、メタプラネットのビットコイン保有量は残高認証サービス「Hoseki Verifiedの専用ページ」で確認することが可能で、2025年1月29日時点におけるビットコイン保有量は「1,761.99 BTC」とされています。
メタプラネットの代表取締役社長であるサイモン・ゲロヴィッチ氏はビットコイン計画に関するプレスリリースの中で”ビットコイン保有企業”としての地位を確立させていく方針を示しており、「日本のビットコインルネサンスをリードし、世界最大のビットコイン保有企業の一つになる」と語っています。
2024年4月8日にビットコインスタンダードを採用して以来、メタプラネットは飛躍的な成長を遂げています。市場は、東京を代表するビットコイン企業として当社を受け入れてくれました。そして、この勢いに乗って、当社はグローバルリーダーとしての地位を確立しようとしています。
当社のビジョンは明確です。日本のビットコインルネサンスをリードし、世界最大のビットコイン保有企業の一つとなることです。この計画は、その未来に対する当社の揺るぎないコミットメントを表しています。
ビットコインでは昨年12月頃から下落・停滞の動きが続いていますが、その一方ではマイクロストラテジーをはじめとする複数の企業がBTCを購入し続けており、米国では戦略的ビットコイン準備金の動きも拡大してきているため、長期的には再び過去最高値を更新すると予想する意見が数多く出ています。
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Souce:メタプラネット公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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