Bitwise、DOGE現物ETFをSECに提出|ソラナETFに動きも
Bitwise、DOGE現物ETFを申請
米国の暗号資産運用会社Bitwise(ビットワイズ)は1月28日に、ドージコイン(DOGE)現物ETFのS-1フォームをSECに提出したことが明らかになりました。
今回SEC(米国証券取引委員会)に提出された申請が承認されれば、DOGEを直接保有する初のETFとなり、仮想通貨市場における投資商品の多様化が進むことになります。
これまでにビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の現物ETFが相次いで承認されていることで、市場ではミームコインにも機関投資家の関心が広がる可能性に期待が寄せられています。
Bitwiseの最高投資責任者(CIO)であるマット・ホーガン氏は、フィナンシャル・タイムズ紙の取材に対し次のように述べています。
実際、多くの投資家がドージコインへの投資を望んでいます。
ドージコインは時価総額6位の仮想通貨であり、1日あたり10億ドル以上取引されています。
機関投資家が伝統的な金融商品を通じてアクセスできることは、市場の成熟にとって重要な要素です。
CBOE、ソラナETFを再申請
米国の仮想通貨ETF業界におけるもう1つの重要な動きとして、CBOE BZX取引所が同日28日に、ソラナ(SOL)現物ETFに関する4つの申請をSECに再提出したことも明らかになりました。
ソラナ現物ETFに関する4つの申請(画像:CBOE公式サイト)
対象となるのは「Canary Solana Trust」「Bitwise Solana ETF」「21Shares Core Solana ETF」「VanEck Solana Trust」の4つのファンドであることが報じられています。
これらの申請は、昨年SECの要請により一度撤回されていましたが、今回正式に再提出されたことで、ソラナ投資商品の審査プロセスが再開されることになります。
SECは以前、ソラナを含むいくつかの仮想通貨を「未登録証券」とみなす可能性があると指摘しており、市場関係者の間では、ソラナの証券性が審査の焦点になると見られています。
最近では、イーサリアム以外のアルトコインETFの申請が相次いで報告されており、新体制となったSECがどのような判断を下すかに注目が集まっています。
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Souce:SEC公式サイト
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用