LTC・XRP・SOLなどアルトコインETFの申請続く｜Grayscale・CoinShares関連の申請報告

CoinShares・GrayscaleのETF申請報告

米国でアルトコインのETF（上場投資信託）に関する申請が続々と行われていると注目が集まっています。

2025年1月24日には暗号資産運用会社CoinSharesがLTC・XRPのETFを申請している他、Grayscaleが運用するSOL・LTC投資信託のETF転換に関する申請が行われたことも報告されています。

CoinShares（コインシェアーズ）が申請したのは「CoinShares Litecoin ETF」と「CoinShares XRP ETF」で、2025年1月24日にこれらのETFに関するS-1登録申請書が提出されています。

Grayscale（グレースケール）のETF転換は「Grayscale Solana Trust」と「Grayscale Litecoin Trust」に関するもので、ニューヨーク証券取引所（NYSE）が19b-4申請書を提出しています。

【各種申請書類のリンク】

公開された申請書類によると、Grayscale Solana Trustの運用資産は流通しているSOL全体の0.1％に相当する約1億3,420万ドル（約209億円）にのぼるとのことで、「ETF転換が実現すれば最大規模の現物ソラナETFになる」という点でも注目を集めています。

アルトコインETFの申請が続いている背景には「ドナルド・トランプ大統領の就任・米SECのゲンスラー前委員長の退任・仮想通貨に友好的な新政権の誕生」などといった複数の要因があるとみられており、トランプ政権下で各種ETFが承認される可能性にも期待が高まっています。

米国ではこの数ヶ月間で様々なアルトコインのETFが申請されているため、今後はどのようなETFが承認されるかなどにも注目です。

また最近では、公務員年金基金の資金の一部をビットコインETFに投資しようとする動きなども拡大してきているため、そのような動きが拡大すればETFを通じて仮想通貨市場全体の成長も促進されると期待されます。

ETF関連の注目記事

公務員年金基金の最大10％をビットコインETFに投資、カンザス州で法案提出

TRUMP・DOGE・BONKなど7種類の仮想通貨ETF申請＝Rex Shares・Osprey Funds

XRP現物ETF「近い将来に実現する可能性」リップル社長が近日承認を予想

執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
サムネイル：Shutterstockのライセンス許諾により使用