仮想通貨「$IVANKA」に一切関与なしと明言

トランプ大統領の娘であるイヴァンカ・トランプ氏は2025年1月23日に、自身の名前を無断で使用したミームコインプロジェクト「$IVANKA」が拡散されていることを受け、X（Twitter）で注意喚起を呼びかけました。

イヴァンカ氏は「このプロジェクトには一切関与していない」と述べており、ユーザーが詐欺に巻き込まれる可能性があると指摘しています。また、名前と肖像の無断使用に対する法的措置を検討中であることも明らかにしています。

私の名前を冠した偽の仮想通貨「Ivanka Trump」または「$IVANKA」が、私の許可や承認なく宣伝されていることが判明しました。

はっきり申し上げますが、私はこのコインに一切関与しておりません。この偽のコインは、ユーザーを欺き、大切なお金が詐取されるリスクがあり、私の名前や肖像の無断使用は私の権利を侵害するものです。

このような宣伝行為は、欺瞞的で搾取的であり、到底容認できるものではありません。現在、私の法務チームが調査を進めており、私の名前の不正使用を阻止するための措置を講じる予定です。

イヴァンカ氏は、偽のIVANKAコインが投資家や一般ユーザーに経済的損害を与える可能性を懸念し、このプロモーションを「容認できない」と強く非難しています。

広がりを見せるミームコインとそのリスク

ミームコイン市場は短期的な投資対象として注目を集めており、仮想通貨市場では、著名人の名前を利用した詐欺プロジェクトが増加傾向にあります。

今回の「$IVANKA」問題は、仮想通貨業界が直面する詐欺リスクの象徴的なケースです。また、ミームコインは特に価格変動が激しいため、投資を行う場合は公式発表や信頼できる情報源を確認し、慎重な判断を行うことが重要です。

最近では、ソラナ（SOL）チェーン上でトランプ大統領の公式ミームコイン「$TRUMP」が発行されました。一時は2,000%を超える急騰を記録しましたが、その後急落しました。

また、トランプ大統領がミームコインを発行したことに対して、懐疑的な意見や利益相反の可能性も一部で指摘されており、現在大きな波紋を呼んでいます。

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執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
サムネイル：Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ