米SECの仮想通貨規制見直し、トランプ大統領就任直後に開始される可能性=報道

米国証券取引委員会(SEC)が早ければ来週にも仮想通貨規制の見直しを開始する可能性があることがロイターの報道で明らかになりました。

ロイターが”事情に詳しい関係者3人の話”として報じた内容によると、米SECの共和党幹部はドナルド・トランプ氏の大統領就任に向けて仮想通貨規制の見直しに着手する準備を進めているとのことで、早ければ来週にも規制変更が開始される可能性があると報じられています。

SEC委員であるヘスター・ピアース氏とマーク・ウエダ氏が検討している具体的な対策としては「仮想通貨を有価証券とみなすケースを明確化するための作業を開始すること」や「裁判が行われている仮想通貨関連事件の一部見直し」などが挙げられています。

米SECのゲイリー・ゲンスラー氏はトランプ氏が大統領に就任する2025年1月20日に退任することが決定しており、トランプ次期大統領は仮想通貨支持派のポール・アトキンス氏を次期SEC委員長に指名しています。

ポール・アトキンス氏がSEC委員長に就任するかどうかは現時点で決定していないものの、同氏は現在のSECの仮想通貨に厳しい規制を終わらせると予想されているため、仮想通貨業界ではトランプ政権下での仮想通貨規制に期待が高まっています。

米SECは仮想通貨XRPをはじめとする様々な仮想通貨を「証券に該当する」と名指しして訴訟を起こしていたため、一連の行動が仮想通貨市場や仮想通貨価格に悪い影響を与え、業界の発展を妨げる要因になっていました。

トランプ政権下のSECで仮想通貨規制などの見直しが行われれば、そのような問題の多くが解決して、より明確な基準が定められることになると予想されるため、仮想通貨業界全体の成長にもつながると期待されています。

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Souce:ロイター報道
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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