ブラックロック、CBOEカナダでビットコインETF「iShares Bitcoin ETF」ローンチ

カナダの証券取引所であるCBOEカナダは2025年1月13日に、BlackRock(ブラックロック)のビットコインETFである「iShares Bitcoin ETF」の上場を発表しました。

iShares Bitcoin ETF(IBIT)は、世界最大の資産運用会社として知られるブラックロックが展開するビットコインETFであり、CBOEカナダでは「IBIT」のティッカーシンボル、米ドル建てユニットは「IBIT.U」のシンボルで取引されていると報告されています。

ブラックロックは「iShares Bitcoin Trust ETF」と呼ばれるビットコイン現物ETFを展開していますが、iShares Bitcoin ETFは資産の全てまたは大部分を「iShares Bitcoin Trust ETF」に投資するとのことで、このETFを利用すれば証券口座を通じて間接的にビットコインに投資できると説明されています。

iShares Bitcoin Trust ETFは最大規模のビットコイン現物ETFであるため、CBOEカナダに「iShares Bitcoin ETF」が上場することによって、同ファンドへの資金流入がさらに加速し、ビットコインのさらなる成長にもつながると期待されています。

ブラックロックのiSharesカナダ部門責任者であるヘレン・ヘイズ氏と、CBOEのグローバルETFリスティング責任者であるロブ・マロッコ氏は、今回の上場について次のようにコメントしています。

【BlackRock:ヘレン・ヘイズ氏】
カナダにおけるiShares Bitcoin ETFのローンチは、ブラックロックのイノベーションへの取り組みと、拡大する投資の世界へのアクセスを提供するという姿勢を示しています。このiSharesファンドは、カナダの投資家にとって、ビットコインに投資するための便利で費用対効果の高い手段を提供し、ビットコインを直接保有する際の運用や管理の複雑さを解消します。

【CBOE:ロブ・マロッコ氏】
Cboeは、米国における現物暗号資産ETFなど、これまでに数々の革新的な商品を市場に提供してきた歴史があります。ブラックロック・カナダのIBIT ETFをCboeカナダで上場することによって、イノベーションのリーダーシップをさらに推進できることを大変嬉しく思います。

投資家は、取引所に上場された商品を通じて暗号資産に間接的に投資することをますます求めています。Cboeは、グローバルなリスティング能力とデリバティブの専門知識を活用し、新しい商品の提供を通じて市場アクセスを広げ、暗号資産エコシステムを成長させることに取り組んでいます。

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Souce:CBOEカナダ公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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