グレースケール、投資商品検討中の仮想通貨リストを更新【2025年1月】
2025年1月:投資商品検討中の仮想通貨リスト
ビットコインETFなどを展開していることで知られる大手資産運用会社Grayscale(グレースケール)は2025年1月9日に、グレースケールの投資商品に組み込まれる可能性がある仮想通貨のリストを更新したことを発表しました。
このリストは「将来的にグレースケールの投資商品に含める可能性のある候補」をグレースケールのチームがまとめたもので、定期的に仮想通貨の再評価を実施して、更新されたリストが発表されています。
更新されたリストは仮想通貨の主な用途に応じて「通貨、スマートコントラクトプラットフォーム、金融、消費&文化、ユーティリティ&サービス」に分けられており、「現在投資商品に含まれている仮想通貨」と「検討中の仮想通貨」があわせて報告されています。
これらの仮想通貨はあくまでも検討中のものであるため、今後の再評価でリストから除外される可能性もありますが、グレースケールの投資商品は仮想通貨業界で特に注目されるものの1つであるため、投資判断を行うための材料の1つとして役立ちます。
今回の発表で報告された「現在投資商品に含まれている仮想通貨」と「検討中の仮想通貨」は以下の通りです。
通貨
【現在の商品に含まれる暗号資産】
【検討中の暗号資産】
- カスパ(KAS)
スマートコントラクトプラットフォーム
【現在の商品に含まれる暗号資産】
- アバランチ(AVAX)
- カルダノ(ADA)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアム・クラシック(ETC)
- ホライズン(ZEN)
- ニア(NEAR)
- オプティミズム(OP)
- ポルカドット(DOT)
- ソラナ(SOL)
- スタックス(STX)
【検討中の暗号資産】
- スイ(SUI)
- アプトス(APT)
- アービトラム(ARB)
- セレスティア(TIA)
- へデラ(HBAR)
- マントル(MNT)
- セイ(SEI)
- ソニック(S)
- スタークネット(STRK)
- トンコイン(TON)
- トロン(TRX)
金融
【現在の商品に含まれる暗号資産】
- アーベ(AAVE)
- カーブダオ(CRV)
- メイカーダオ(MKR)
- ユニスワップ(UNI)
【検討中の暗号資産】
- アエロドローム(AERO)
- ビルドアンドビルド(BNB)
- エセナ(ENA)
- ハイパーリキッド(HYPE)
- インジェクティブ(INJ)
- ジュピター(JUP)
- オンドファイナンス(ONDO)
- ペンドル(PENDLE)
- ソーチェーン(RUNE)
消費と文化
【現在の商品に含まれる暗号資産】
【検討中の暗号資産】
- Ai16z(AI16Z)
- ドージコイン(DOGE)
- イミュータブル(IMX)
- バーチャルズプロトコル(VIRTUAL)
ユーティリティ&サービス
【現在の商品に含まれる暗号資産】
- ビットテンサー(TAO)
- チェーンリンク(LINE)
- ファイルコイン(FIL)
- リドダオ(LDO)
- ライブピアー(LPT)
- レンダートークン(RENDER)
- ザ・グラフ(GRT)
【検討中の暗号資産】
- アカシュネットワーク(AKT)
- Artificial Superintelligence Alliance(FET)
- アーウィーブ(AR)
- アイゲンレイヤー(EIGEN)
- フロック(FLOCK)
- グラス(GRASS)
- ヘリウム(HNT)
- Hyperbolic
- ジト(JTO)
- Prime Intellect
- ピス(PYTH)
- Sentient
- Space and Time
- Story Protocol
- ワールドコイン(WLD)
仮想通貨ファンドのリバランス報告も
グレースケールは今月8日に、同社が運用している4つの仮想通貨ファンドの資産比率を再構成したことも発表しています。
また、昨年末に「2025年第1四半期に高い可能性を持つと期待される仮想通貨トップ20をまとめた最新版リスト」も発表されており、HYPEなどを含む6銘柄が新たにリストに追加されています。
仮想通貨業界では続々と新しい仮想通貨が登場しているため、その中から大きく成長する銘柄を見つけ出すのは困難ですが、グレースケールは今回のようなリストを定期的に発表しているため、新たな投資先を探している方はそのようなリストを参考にしてみても良いのではないでしょうか?
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Souce:Grayscale公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用