Hyperliquid、バリデーターを巡って声明|分散性・セキュリティ懸念に対処

Hyperliquidがバリデーター懸念に声明

高性能L1チェーンHyperliquid(HYPE)のチームが、2025年1月8日に公式X(Twitter)を通じて、バリデーターを含む複数の懸念に対して声明を発表しました。

HyperEVMのローンチなどに向けて段階的に開発を進めているHyperliquidには、コミュニティからいくつか懸念の声があがっています。その1つが、バリデーターに関する複数の問題です。

コミュニティからHyperliquidのバリデーターに関して、バリデーターの資格が購入されており、極度の中央集権化が発生しているのではないかといった主張が見られています。Hyperliquidは、誤解が生じていると前置きした上で「バリデーターはパフォーマンスに基づく」とコメントし、一連の懸念を否定しました。

(中略)最近、バリデーターに関していくつかの誤解が生じている状況です。すべてのバリデーターはテストネットにおけるパフォーマンスに基づいて資格を得ています。参加権を購入する方法はありません。

上記以外の誤った主張は、システムを理解するために時間と労力を費やしたバリデーターの努力を損なうことになります。

また、分散化に取り組んでいることを強調し、今後ブロックチェーンが成熟するにつれて、バリデーターセットの数は増加していくと言及しました。

さまざまな懸念が見られる一方で、開発は順調に進んでいます。バリデーター周辺では、2024年12月30日にステーキング機能をローンチし、他のPoSチェーンと同様にステーキングされたHYPEに比例して、バリデーターからブロックが提案されるようになりました。

クローズドソースなどについても回答

投稿では、バリデーター以外のさまざまな問題についても触れられました。その中で回答が行われたノードコードが公開されていないクローズドソースの点は、コミュニティから懸念されるポイントの1つになっています。

この点に関して、Hyperliquidのチームは「オープンソース化は重要です。開発が安定した状態になると、オープンソース化されます」と回答し、今後公開されていく旨が明らかになりました。

一方で、Hyperliquidは他のプロジェクトと比較してスピードが早く範囲も大きいことから、安全に実行できるようになったタイミングでオープンソース化を行うことが重要だと指摘しました。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Freepikのライセンス許諾画像を用いて作成

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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