CFTC次期委員長は仮想通貨支持派?トランプ政権チームが検討する候補者リスト

ドナルド・トランプ次期大統領の政権移行チームは、商品先物取引委員会(CFTC)の次期委員長として仮想通貨(暗号資産)に理解のある人物を選ぶことを検討していると伝えられています。

米国ではこれまで米国証券取引委員会(SEC)が仮想通貨規制で主導的な役割を果たしていましたが、トランプ政権下では仮想通貨規制の権限がSECからCFTCに移行される可能性があるとも報告されているため、CFTCの次期委員長に誰が就任するかには注目が集まっています。

CFTC次期委員長の有力候補としては以下のような複数の人物の名前が挙げられていますが、Fox Businessの報道では、事情に詳しい2人の関係者の話として「ブライアン・クインテンツ氏とサマー・マーシンガー氏が最有力候補」とされています。

  • サマー・マーシンガー氏(CFTC委員)
  • ブライアン・クインテンツ氏(a16z政策責任者)
  • マルコ・サントリ氏(Kraken最高法務責任者)
  • キャロライン・ファム氏(CFTC委員)
  • ニール・クマール氏(弁護士)
  • ジョシュ・スターリング氏(元CFTC職員)

最有力候補として挙げられているクインテンツ氏とマーシンガー氏は、豊富な経験と仮想通貨政策の実績を有する人物であるため、両者のどちらかが次期委員長に選出されれば、米国で仮想通貨のイノベーションを重視した政策が進められる可能性が高いと期待されています。

なお、マーシンガー氏は仮想通貨イノベーションと消費者保護のバランスの取れた規制を提唱してきた人物であり、クインテンツ氏は仮想通貨のイノベーションを受け入れる規制環境の必要性を強く訴えてきた人物だと伝えられています。

CFTCのロスティン・ベナム委員長は2025年1月20日をもって退任すると発表されているため、今後は「CFTCの次期委員長に誰が就任するか」に注目です。

規制当局は仮想通貨の普及や成長を大きく左右する重要な組織であるため、仮想通貨に友好的な人物が各規制当局のトップに選出されれば、米国の仮想通貨規制環境が劇的に変化して、仮想通貨の普及・採用が急速に進む可能性があると期待されます。

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Souce:Fox Business報道
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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