シバイヌ新トークン「TREAT」14日公開へ、エコシステム成長とセキュリティ強化に貢献

シバイヌ新トークンを14日公開へ

ミームコインプロジェクト「シバイヌ:Shiba Inu(SHIB)」からリリースされる同プロジェクトの新たなガバナンストークン「TREAT(トリート)」が1月14日に公開される。「シバイヌ」の公式Xアカウントで1月6日に発表された。

「TREAT」は、「シバイヌ」コミュニティの基盤構築とエコシステムの成長を目的としたトークンとのこと。また「TREAT」はエコシステムのガバナンストークンとしての役割だけでなく、イールドファーミング(流動性供給)を通じた収益の獲得や、「シバイヌ」エコシステムのセキュリティ強化にも貢献するという。

流動性提供者は、取引手数料の収益に加え、報酬として「TREAT」も得られるという二重のメリットがあるとのこと。ユーザーが「TREAT」をステーキングすることで、「シバイヌ」ネットワークのインフラは強化され、エコシステム全体の経済的な安定性に役立つという。さらにユーザーはネットワークを強化しながらも報酬が得られるというわけだ。

なお「TREAT」保有者は、ガバナンスと金融的インセンティブを組み合わせた投票システムを通じて、流動性提供者への報酬内容を調整できるとのことだ。

また昨年12月の発表によると同トークンは、「シバイヌ」が今後導入予定のオンチェーン決済システムにおいて、従来の金融仲介業者を介さずに直接支払いにも利用できるとのこと。これにより、店舗決済で「TREAT」を支払い手段として使用し、すべての取引をオンチェーン上で行えるという。

ちなみに、「シバイヌ」の開発者コミュニティは昨年4月に、約1,200万ドル(約18.6億円)の資金調達を実施している。この資金調達は、同コミュニティが開発中の新ブロックチェーンの「TREAT」を投資家に販売する形で行われたとのこと。

この新ブロックチェーンでは、完全準同型暗号(FHE)を採用しており、拡大を続ける「シバイヌ」コミュニティにおけるプライバシーや信頼の課題解決に利用するとされている。同技術は、昨年2月に「シバイヌ」コミュニティが提携を開始したFHE専門プロバイダーのザマ(Zama)から提供されているとのこと。

なお、同チェーンの開発者であるシャトシ・クサマ(Shytoshi Kusama)氏によると、このブロックチェーンは「シバイヌ」コミュニティが開発したイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューション「シバリアム(Shibarium)」上に構築されるレイヤー3チェーンになるとのことだ。

参考:シバイヌ
画像:iStock/StationaryTraveller・iam2mai

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参照元:ニュース – あたらしい経済

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