ビットコイン価格、2025年末までに20万ドル到達|マラソン社CEO予測

ビットコイン価格予測の背景と要因

米国の仮想通貨マイニング大手「マラソン・デジタル(MARA)」のCEOであるフレッド・ティール氏は2025年1月1日に、ビットコイン(BTC)の価格が2025年末までに20万ドル(約3,150万円)に達する可能性があるとの考えを示しました。

金融アナリストであるデビッド・リン(David Lin)氏によるインタビューの中で、ティール氏は2025年初頭にビットコインの価格が一時的に9万ドル(約1,400万円)台から8万ドル(約1,250万円)台に下落する可能性があるとしつつ、その後、市場全体の需要増加により価格が上昇するとの見解を述べています。

また、同氏は、ビットコインの供給が2,100万枚に限定されていることにも触れました。既に約94%(約2,000万枚)が発行済みであり、市場で流通枚数が限られる中での需要増加が価格上昇の主な要因になると述べました。

さらに、米国が戦略的なビットコイン準備金を設置することができれば、各国の仮想通貨に対する動きも活性化し、市場に大きな影響を与える可能性があると指摘しました。

市場への懸念と今後の焦点

MARA社は、約8億ドル(約1,250億円)の転換社債を発行し、調達した資金でビットコインを追加購入する計画を2024年12月に発表しました。同社は市場シェアの拡大を目指し、長期的な価格上昇に向けて準備を進めています

同社の成功が他のマイニング企業にも影響を与えると見られており、マイニング業界全体の競争がさらに激化する可能性があります。

なお、イギリス・ロンドンに本拠を構える世界的な投資銀行であるスタンダードチャータード銀行は、ティール氏と同様に2025年末までにビットコイン価格が20万ドルに達する可能性があると予測しています。

ビットコインは依然として高いボラティリティに関するリスクが懸念されるものの、今後、世界的な経済動向や規制の変化が価格にどのような影響を与えるのか注目が集まっています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.26円)

>>最新の仮想通貨ニュースはこちら

Souce:David Linチャンネル
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です