フィナンシェ、ミームトークンローンチプラットフォーム「social[.]meme」提供へ、LINEのMini Dappで
フィナンシェがLINEのMini Dapp「social.meme」提供へ
国内web3関連企業のフィナンシェが、ミームトークンのローンチプラットフォームサービス「social.meme(ソーシャルドットミーム)」のリリース予定を12月24日発表した。2025年第1四半期にリリース予定とのこと。
フィナンシェは、トークンプラットフォーム「FiNANCiE」をはじめ、NFTの企画・発行支援事業、IEO支援事業などトークンを活用したエコシステムおよびコミュニティの形成を支援する事業を展開する企業。国内IEO3例目の暗号資産(仮想通貨)「フィナンシェトークン(FNCT)」も発行している。
発表によると「social.meme」は、これまでのローンチプラットフォームとは異なり、IP(知的財産)の保有元から公式にライセンス提供を受けたミームトークンのみを取り扱うサービスとのこと。これにより、従来のミームトークンが抱えていた「ミームの信頼性」の課題を解決し、ユーザーが安心してミームトークンを楽しめる場として、「Web3の世界における信頼できるミームトークン市場の確立」を目指すという。
なお「social.meme」は、メッセージングアプリのLINE上のミニDappsにアクセスできるゲートウェイ「Dapp PORTAL」のローンチ日に、最初に掲載される30タイトルの1つとしてリリースされる予定とのことだ。
また「social.meme」は、「FNCT」をステーキングすることで、同サービスで今後発行されるミームトークンを獲得できるローンチプール機能を実装するという。詳細な機能リリースは今後発表予定であるとのこと。
そして「social.meme」においてローンチされる第1弾のミームトークンは「DaoCorn」とのこと。
「DaoCorn」は、「FiNANCiE」上で2024年5月にスタートしたプロジェクトで、同プラットフォーム上のコミュニティ「國光DAO」発のNFTコレクションをルーツとする「FiNANCiE」の初代ミームトークンとのこと。現在、約4,000名のコミュニティメンバーを抱えており、「FiNANCiE」内マーケットでのみ売買が可能であるとのこと。同ミームコインは、2024年6月のマーケット取引開始以来、出来高ランキングの上位をキープし続けているとのことだ。
グローバルNFTプラットフォーム「DOSI」運営の米国法人LINE NEXT(ラインネクスト)は先日12日、LINEメッセンジャーを基盤としたミニDapp(分散型アプリ)およびDappポータルサービス「Dapp PORTAL」のリリース予定を発表していた。
「Dapp PORTAL」では2025年第1四半期以降、段階的にミニDappのリリースがされるという。「Dapp PORTAL」を通じて、ユーザーはLINEメッセンジャー内で様々なDapp(分散型アプリ)が利用でき、サービスを通じて多様なリワードの受け取りや取引が可能になるとのことだ。
またLINE NEXTは、ミニDappとしてリリースするために最終選定された30のプロジェクトも公開していた。これらプロジェクトは、Finschia(フィンシア)とKlaytn(クレイトン)が統合したパブリックブロックチェーンKaia(カイア)を支援するカイアDLT財団(Kaia DLT Foundation)とLINE NEXTが共同で進行中のWEB3開発者支援プログラム「Kaia WAVE」を通じて選定されたとのこと。
つまりフィナンシェの「social.meme」もKaia上で展開されるミニDappとなるようだ。
参考:フィナンシェ
画像:iStocks/eugenesergeev・AntonioSolano
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参照元:ニュース – あたらしい経済