SHIB・BONE・LEASHが合計14ブロックチェーンで利用可能に|バーンの加速にも期待
シバイヌとチェーンリンクが提携
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)とチェーンリンク(Chainlink/LINK)の提携によって、SHIB・BONE・LEASHが新たに12のブロックチェーン上で利用可能になることが明らかになりました。
チェーンリンク(Chainlink/LINK)は、外部システム上で管理される情報・データを様々なブロックチェーンに持ち込むことができる「分散型オラクル」と呼ばれるシステムの分散型ネットワークを構築しているプロジェクトであり、独自トークンのLINKは日本国内の暗号資産取引所にも上場しています。
今回の提携は、SHIBエコシステムの拡大を目的としたもので、シバイヌ関連トークンであるSHIB・BONE・LEASHはクロスチェーントークン標準(CCT)を採用し、シバイヌ関連L2のShibariumはクロスチェーン相互運用性システム(CCIP)を採用すると報告されています。
クロスチェーントークン標準(CCT)
クロスチェーン相互運用性プロトコル(CCIP)を使用して異なるブロックチェーン間でスムーズに転送できるトークンの標準規格。
クロスチェーン相互運用性プロトコル(CCIP)
異なるブロックチェーン間でのトークン転送、メッセージ送信、アプリケーション構築、プライベートブロックチェーンとパブリックブロックチェーンの接続を可能にする安全なプロトコル。
.@Shibtoken has entered a partnership with Chainlink.
Shiba Inu assets SHIB, BONE, and LEASH have adopted the CCT standard, while @ShibariumNet has adopted CCIP as its canonical cross-chain infrastructure and Data Streams for low-latency market data.https://t.co/SB9r4shiNB pic.twitter.com/7Jnz7jPGhm
— Chainlink (@chainlink) December 19, 2024
SHIBはChainlinkと提携しました。
シバイヌ関連の暗号資産であるSHIB・BONE・LEASHはCCT標準を採用し、Shibariumは公式クロスチェーンインフラとしてCCIPを採用しました。さらに低遅延の市場データを提供する「Data Streams」も採用しています。
SHIB・BONE・LEASH、合計14チェーンで利用可能に
SHIB・BONE・LEASHは、EthereumやShibariumのブロックチェーン上で利用されていましたが、今回の提携によってこの3銘柄は合計14のブロックチェーン上で利用可能になります。
「SHIB・BONE・LEASHを利用できるブロックチェーンの種類」と「各チェーンにおけるコントラクトアドレス」については以下のように報告されています。
SHIB・BONE・LEASHを利用できるブロックチェーン
- Shibarium
- Ethereum
- BNB Chain
- Arbitrum
- Optimism
- Base
- Polygon
- Scroll
- Linea
- Celo
- Gnosis
- Mantle
- Blast
- Avalanche
SHIBのコントラクトアドレス一覧
Shibarium | 0x495eea66B0f8b636D441dC6a98d8F5C3D455C4c0 |
Ethereum | 0x95aD61b0a150d79219dCF64E1E6Cc01f0B64C4cE |
BNB Chain | 0xEc59dE82FFf1959E92b91daB975e4564FC3447cC |
Arbitrum | 0xB359155378FF5E2837f12ed0bee5168123c88ACC |
Optimism | 0x72cc27124EA2d36AC13D502C7EBdF28cEF90c31c |
Base | 0x9Ded28d9EC69F97efd718CE768dc39D78fd014F8 |
Polygon | 0x7627D9C9b045A26672D57741C896B2A48844168D |
Scroll | 0x6F7408DAc37a36cD35B5c3Bc2829f60C30E83315 |
Linea | 0xC52F506591eb89c04620D47B895d5f951efAd4b4 |
Celo | 0xf5607d767CCa3789CAe872A33E3cfb76cFbaaaA2 |
Gnosis | 0xAE2e513aC868D27Bf8d697d165bB2e91C1AEA0F0 |
Mantle | 0x4d8E5D0c79B02A37074025B4C10854df01f33a3F |
Blast | 0x3b4F8E846437c7CacE31080E6c9DFC455C1DBE77 |
Avalanche | 0x2f643d728926C20269f0A04931dd7b4b6B650204 |
BONEのコントラクトアドレス一覧
Shibarium | 0x0000000000000000000000000000000000001010 |
Ethereum | 0x9813037ee2218799597d83D4a5B6F3b6778218d9 |
BNB Chain | 0xF543915698bf89BD6d429adC79577d75DA2FA1fd |
Arbitrum | 0x387090cDEa72d6Ab1598394d45c5B3e05616f15D |
Optimism | 0x4A7961249E49642474f9161f245Fc52D59F14113 |
Base | 0x88B81FD1753FEF7bbFf3BbC65E4Ba73a28CC9449 |
Polygon | 0x56357929B7d7720ac19ad55c923E85EdAC4Fc5D3 |
Scroll | 0x010c6F656E06f12BB3b115FCBC9ca282654795D2 |
Linea | 0xDd2D32Fea6e166fA53DEe5c1584456c0e8A889f5 |
Celo | 0xD301a90cb3C7a9253305af30D92dd2C1FD1e704E |
Gnosis | 0x50E23d57309C61eab3D3d1EfE5DC02A36f945027 |
Mantle | 0x79a7d4EF9870474F18A88524Bf2349393B0C2e03 |
Blast | 0xe1886337D2ecBdB48A9dE8a68e8dEa2Ba9C5dFd2 |
Avalanche | 0xec0CA5d2F362A826fa8F53C89A5Ce1C17CD604fa |
LEASHのコントラクトアドレス一覧
Shibarium | 0x65218A41Fb92637254B4f8c97448d3dF343A3064 |
Ethereum | 0x27C70Cd1946795B66be9d954418546998b546634 |
BNB Chain | 0xf94A52468fF79862B8f288faF7900d34e74A1992 |
Arbitrum | 0x1649DE9028C0a6B958118A977099d66eF0DA5a92 |
Optimism | 0xDE4dd6Db8072eb6999B88B7D7E0c8C0C01637578 |
Base | 0x90B0C73F19bd2EB9Bcd6b1C6c787a63ae851b336 |
Polygon | 0x6aF85BfA857bB88F2E3Ae07839182491d34ca11d |
Scroll | 0xCEeDbfc700d17A277Ab1cA9E19A2CaF0c42ced41 |
Linea | 0x4e1a69B48A7aE9Fc8fD2623089c4B378f24a64A9 |
Celo | 0x2b702DC45b540aEDA62F60cE4E5BFAED37b1D27a |
Gnosis | 0xBb1ea2697b13Cc06e03D875D2d39c06AC6dd5a93 |
Mantle | 0x70Ed1C42D29678D2D5Bad7197A4281B095AD7fD6 |
Blast | 0xBc53643F2D736743ed29B6dC36E30F5Fb8941090 |
Avalanche | 0x897Ce250199d102Ea103Aaf3a6E7906cde757560 |
全チェーン上の取引がバーンに貢献
Shibariumでは、ブロックチェーン上で行われる各取引で徴収されるトランザクション手数料の一部をSHIBのバーン(焼却処分)に充てる仕組みが導入されていますが、今回のマルチチェーン展開もバーンに貢献するように設計されていると報告されています。
具体的には、組み込み型のバーン機能によって、各チェーン間で行われるトランザクションの全てがバーンに貢献する仕組みになっているとのことで、全チェーンで発生するトランザクション手数料が定期的に統合され、Ethereum上でバーンされると説明されています。
Shibarium上のトランザクション手数料は非常に安いため「ShibariumのSHIBバーンが与える影響は小さい」と指摘する意見もありましたが、合計14のブロックチェーン上で行われる全ての取引がバーンに貢献すれば、SHIBの供給量削減はさらに加速すると期待されます。
今回のマルチチェーン対応は、SHIB関連トークンの活用範囲を拡大させ、利便性や認知度を高め、SHIBのバーンも加速させる非常に重要なものであるため、今後はSHIBエコシステムへの参加者がさらに増加し、SHIBエコシステム全体の価値が高まると期待されています。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Chainlink公式発表から引用