【墨汁速報】米SEC 初の仮想通貨インデックスETFを承認 BTCとETHを運用し今後新規銘柄追加の可能性も
米国証券取引委員会(SEC)はナスダック(Nasdaq)とシカゴ・ボード・オプション・取引所(Cboe)の上場申請を行っていたビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を運用する仮想通貨(暗号資産)インデックスETFを承認した。仮想通貨インデックスETFは初の事例となり、これら2つの仮想通貨以外にも追加されていく可能性が高いだろう。
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初となる仮想通貨インデックスETFの承認
米国証券取引委員会(SEC)はハッシュデックスとフランクリン・テンプルトンが運用する仮想通貨インデックスETFの上場申請をしていたナスダック(Nasdaq)とシカゴ・ボード・オプション・取引所(Cboe)の2つのETFを承認した。
今回承認されたのは
1.ハッシュデックス・ナスダック・クリプトインデックスUS ETF
2.フランクリン・クリプトインデックスETF
の2つのETFであり、主にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の運用を行い、ナスダックとシカゴ・ボード・オプション・取引所で取引が行われることになる。
これまではブラックロックやフィデリティがリードするビットコインETFとイーサリアムETFが日々1億ドルを超える現物買いをサポートしてきたが、これら仮想通貨インデックスETFは個別にBTCとETH投資目的でのETF購入をしなくても両仮想通貨への投資をすることが可能になるということだ。
BTC速報:SEC(米証券取引委員会)はNASDAQとCboeのビットコインとイーサリアムを運用する初のインデックスETFを承認
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) December 19, 2024
・Hashdex Nasdaq Crypto Index US ETF
・Franklin Crypto Index ETF
今後 $SOL や $OP などL2、DeFi銘柄が追加される可能性がある#ビットコイン #仮想通貨 #イーサリアム #暗号資産 pic.twitter.com/MEQSdY6uP5
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仮想通貨インデックスETFでSOLやXRPなどを追加する可能性
現状の仮想通貨インデックスETFでは承認されているETFの種類のうちビットコインとイーサリアムの2例しか米国では存在せず、インデックス構成もBTCとETHとなっているということになる。一方で仮想通貨インデックスETFの利点はリスクを分散しエクスポージャーを管理しやすいことから2回連続で承認が否決されているSOLを運用する現物型のソラナETFよりもインデックスの構成変更で間接的に新たな仮想通貨ETFが生まれる可能性は高いと言えるだろう。
現状でいえば仮想通貨時価総額の高いソラナ($SOL)やリップル($XRP)が考えられ、最先端のL2銘柄となるアービトラム($ARB)やオプティミズム($OP)、zkEVMのジーケーシンク($ZK)なども考えられるだろう。またL2インデックスETFやDeFiインデックスETFなどのローンチも今後考えられ、この承認は仮想通貨においての米国ETF承認の障壁を大きく下げた大きな一歩であると言える。
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