【墨汁速報】CMEイーサリアム先物の空売りが過去最大の3916億円を記録 ブラックロックETH買いと拮抗か
CMEのイーサリアム先物の空売り(ショート)ポジションが過去最大となる3916億円を記録し、2021年のETH高騰時を2.5倍も上回るETH売りとなっている。一方でブラックロックが現物型イーサリアムETFでETHを購入し続けており、イーサリアム価格は60万円を推移している。
関連記事:【墨汁速報】仮想通貨バブルの予兆か?XでイーサリアムのETHに関する投稿が3日間で+297%
CMEイーサリアム先物で過去最高となる空売り水準
米シカゴ・マーカンタイル取引所、通称「CME」のイーサリアム先物では空売り(ショート)のポジションが過去最大となる3916億円を記録している。2021年にETH価格は史上最高値を記録したときにイーサリアム先物の空売りポジションは1689億円となり、ヘッジファンドの空売りが多かった。
一方で今回はヘッジファンドの空売りポジションは1.4倍ほどとなっており、それ以外の空売りが増えている形となっている。イーサリアム価格は円建てでは円安の影響で2021年の55万円を上回る62万円を今年5月に記録しているが、ドル建てではまだ4000ドルを明確に超えることができておらず、ビットコインの10万ドルに反して史上最高値を更新できていない。
ETH速報:CMEイーサリアム先物のショートポジションが2021年のETH高騰時を超えて25.5億ドル(3916億円)となる。
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) December 14, 2024
前回は約10億ドルであるため約2.5倍、イーサリアムETFでブラックロックがETHを買い続けてショートカバーで火を吹くか?#イーサリアム #ETH #仮想通貨 #暗号資産 #DeFi #NFT $ETH pic.twitter.com/rk3TiUZ5rT
関連記事:【墨汁速報】米グレースケール イーサリアムL2初のファンド「オプティミズムトラスト」をローンチ
ブラックロックがイーサリアムETFでETH買い
一方でビットコインETFと同様に人気を博しているのが現物型イーサリアムETFであり、ブラックロックの$ETHAがリードしてフィデリティの$FETHがETH現物を買い続けている。
12月に入ってのブラックロックでのイーサリアム現物買いは平均して1.096億ドル、168.31億円を毎日購入しており、ビットコインETFに関してはその4倍の購入額となっている。これほどの買いが入ってるのに対して上値が重いのはCMEイーサリアム先物のショートポジションが影響していると言えるだろう。一方で空売りは買い戻しが必要となることから、今後イーサリアム価格の高騰やイーサリアムETFのETH買いが強まるとむしろ価格高騰の燃料になると言える。
イーサリアムのトランプバブルによる影響は2025年に入ってからになりそうだ。
コラム:2025年は未曾有の仮想通貨バブル?トランプ政権で期待できる理由
▼仮想通貨(暗号資産)の仕組みや技術、規制の市場影響を勉強するなら「墨汁うまいと学ぶ仮想通貨の世界」!他では見ることができないより詳しい内容を投資家向けにわかりやすく解説
The post 【墨汁速報】CMEイーサリアム先物の空売りが過去最大の3916億円を記録 ブラックロックETH買いと拮抗か first appeared on CoinChoice(コインチョイス).