ナスダック100指数に「マイクロストラテジー」追加|ビットコインにもプラスの影響?

ナスダック100指数の年次再構成でMSTR追加

ビットコイン(BTC)を長期的に購入・保有し続けていることで知られるMicroStrategy(マイクロストラテジー)が、NASDAQの「ナスダック100指数(Nasdaq:NDX)」に追加されたことが明らかになりました。

NASDAQ(ナスダック)は2024年12月13日に、ナスダック100指数の年次再構成を発表しており、2024年12月23日から以下の3社を指数に追加することを報告しています。

  • Palantir Technologies Inc. (Nasdaq:PLTR)
  • MicroStrategy Incorporated (Nasdaq:MSTR)
  • Axon Enterprise, Inc. (Nasdaq:AXON)

ナスダック100指数(Nasdaq:NDX)とは、世界最大級の株式市場であるナスダックに上場している企業のうち、金融業を除く時価総額上位100社の銘柄で構成された株価指数であり、世界的なハイテク企業やバイオテクノロジー企業などが数多く含まれています。

この指数はオプション・先物・ファンドなどと言った様々な金融商品におけるベンチマークとして機能しており、毎年12月の第2金曜日に構成銘柄の再編成が実施されています。

今回の追加は2024年の再構成の一環であり、上記3社を追加する代わりに以下の3社を指数から除外したことも報告されています。

  • Illumina, Inc. (Nasdaq:ILMN)
  • Super Micro Computer, Inc. (Nasdaq:SMCI)
  • Moderna, Inc. (Nasdaq:MRNA)

ビットコインや仮想通貨にもプラスの影響?

マイクロストラテジーは「ビットコイン投資戦略を早期採用して、BTCを購入し続けている企業」として知られているため、今回の追加はビットコインの認知度拡大や採用増加にもプラスの影響をもたらす可能性があると期待されています。

また、ナスダック100指数は広く利用される株式指数であり、これに基づいて構成されるファンドは世界中の年金基金、政府系ファンド、個人投資家によって利用されているため、今回の追加によって多くの大規模投資機関や個人投資家がビットコインに間接的に投資する状況になるとの意見も出ています。

MSTRがナスダック100指数に追加されたことで、世界中の大規模な年金基金、政府系ファンド、個人退職口座(IRA)がビットコインへのエクスポージャーを持つことになります。

マイクロストラテジーは今後もビットコインを購入し続ける方針を示しており、ビットコイン準備金を採用する動きは世界的に拡大してきているため、今後もビットコイン投資の流れはさらに加速していく可能性があると注目されています。

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Souce:NASDAQ公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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