コインチェック、NASDAQへの上場手続き完了を正式発表|本日取引開始
暗号資産取引所Coincheck(コインチェック)は2024年12月11日に、NASDAQ(ナスダック)への上場手続きが完了したことを報告し、2024年12月11日(米国東部時間)からティッカーシンボル「CNCK」としてNASDAQで取引が開始されることを発表しました。
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ティッカーシンボル「CNCK」で本日取引開始
Coincheck(コインチェック)は2024年12月11日に、NASDAQ(ナスダック)への上場手続きが完了したことを報告し、2024年12月11日(米国東部時間)からティッカーシンボル「CNCK」としてNASDAQで取引が開始されることを発表しました。
コインチェックは2022年3月にナスダック上場計画を発表して以降、上場に向けた準備を進めており、2024年内に上場する予定であることを報告していましたが、今回は正式に上場手続きが完了し、現地時間2024年12月11日に取引が開始されることが発表されています。
今回の上場は、特別買収目的会社(SPAC)である「Thunder Bridge Capital Partners Ⅳ(THCP)」とマネックスグループの完全子会社である「Coincheck Group BV(CCG)」の事業統合を通じたもので、上場に伴い、オランダ法上の私的有限責任会社(B.V.)から公的有限責任会社(N.V.)への組織変更が行われたことも併せて発表されています。
Coincheck Group N.V.のNASDAQ上場のお知らせhttps://t.co/2kEZo6JCBq@NasdaqExchange
— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) December 10, 2024
コインチェックは「今後、CCGは、NASDAQ上場企業の強みを活かし、グローバルな人材採用や企業買収・資本業務提携を通じて、暗号資産/web3事業のさらなる拡大を目指してまいります」とコメントしており、コインチェックの代表取締役である蓮尾 聡氏は次のようにコメントしています。
当社は、2012年に創業し、2014年に暗号資産交換業に参入しました。暗号資産取引サービス「Coincheck」は2014年当時から初心者でも簡単に取引できる操作性やユーザーインターフェースが若年層を中心に支持され、日本における暗号資産ユーザーの裾野を広げてきました。
2018年4月にマネックスグループ傘下となり、ガバナンスおよび内部管理態勢の整備並びにセキュリティの強化を図り、2019年1月に暗号資産交換業の登録を受けました。
その後、国内暗号資産関連市場の急速な成長と暗号資産への注目の高まりと共に事業を成長させてきましたが、今般、CCGが国内暗号資産取引所の親会社として初めて株式をNASDAQ市場に公開できたことは暗号資産関連の産業にとっての前進であると考えます。
今後、当社は、NASDAQに上場するCCGの中核企業として、従前にもまして、新しい価値交換の手段である暗号資産の可能性を広げていくことに注力いたします。
なお、日本では「暗号資産取引所bitbank(ビットバンク)が東京証券取引所への株式上場に向けて準備を行っていること」も発表されていて、最近の報道では「ビットバンクの廣末紀之社長が、来年半ばをめどに東京証券取引所への新規株式公開(IPO)を目指す考えを示したこと」も報告されています。
日本国内の注目ニュース
Souce:コインチェック公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:コインチェック公式発表から引用