仮想通貨ニュース週間まとめ「X送金機能・アルトシーズン・エアドロップ」などの注目記事

2024年11月24日〜30日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

X、近日中に「ユーザー間送金機能」追加か

X(旧:Twitter)で、近い将来にユーザー間でお金を送受金できる機能が追加される可能性があることが明らかになりました。

イーロン・マスク氏は先日「$マークのボタンがついたXのプロフィール画像」を投稿していましたが、その後は「これは誰に送金するためのボタンではないか」というコメントに対して「その通り」と返信しています。

日本国内で「Binance Pay」提供開始

Binance Japan(バイナンスジャパン)は2024年11月25日に、Binance Japanユーザー間での仮想通貨直接送金機能となるBinance Pay(バイナンスペイ)を日本国内で提供開始したことを発表しました。

バイナンスジャパンは同社が提供するVIPプログラムの内容を日本時間2024年12月2日9:00に改訂することも発表しています。

金融庁、海外の暗号資産取引所5社に警告

金融庁は2024年11月28日に、無登録で暗号資産交換業を行っているとして、海外の仮想通貨取引所運営会社5社に警告を行ったことを発表しました。

これまでのケースでは、金融庁から警告を受けた後も引き続きサービス提供を継続する事例が多数あるため、今後も各社では日本居住者向けサービスが継続される可能性もありますが、今回の警告を機に「日本居住者に対する利用制限」などの措置が取られる可能性もあるため、各取引所の今後の対応には注意が必要です。

29日には、国税庁から2023年7月1日〜2024年6月30日までの税務調査結果をまとめた「令和5事務年度 所得税及び消費税等調査等の状況」も公表されており、仮想通貨取引の申告漏れが総額126億円だったことも報告されています。

カルダノ・リップルのステーブルコインが近日公開?

カルダノ(Cardano/ADA)基盤の米ドル連動ステーブルコイン「USDA」の発行元であるAnzensは2024年11月28日に、USDAのローンチ計画を発表して、2024年12月に分散型取引所(DEX)での展開を開始することを明らかにしました。

最近では、Ripple(リップル)の米ドル連動ステーブルコインであるRipple USD(RLUSD)が2024年12月4日にローンチされる可能性があることも報じられています。

また、デジタル資産関連のデータを調査するCCDataが2024年11月27日に発表したレポートでは、ステーブルコインの時価総額が過去最高に達したことも報告されています。

エアドロップ関連の注目ニュースが多数

レイヤー1ブロックチェーンや分散型取引所(DEX)を展開するHyperliquid(ハイパーリキッド)は2024年11月29日に、仮想通貨HYPEのエアドロップ(無料配布)を実施しました。

27日には、アスターネットワーク(ASTR)でエアドロップも示唆されており、ワールドコイン(WLD)のWorld AppではDNAトークンをエアドロップする新たなミニアプリも公開されています。

なお、DNAトークンの請求期間は2025年1月1日までとされているため、受け取りを希望する場合は早めに請求作業を行なっておくことが重要です。

待望のアルトコインシーズン到来か

仮想通貨業界では、ビットコイン(BTC)以外の仮想通貨の価格が大幅上昇する”アルトコインシーズン”の到来を待ち望む声が以前から出ていましたが、Xで97万人以上のフォロワーを有するCrypto Rover氏(@rovercrc)は2024年11月29日に「アルトコインシーズンがついに到来した」と語っています。

同氏は29日のX投稿で、アルトコインシーズンの到来を示す様々なデータを報告しており、今後数週間のアルトコイン価格高騰を予想しています。

米国の仮想通貨ヘッジファンド「Pantera Capital」の創業者であるダン・モアヘッド氏が2024年11月26日に公開したブログ記事では「ビットコイン価格は74万ドル(約1億1,240万円)になる可能性がある」との予想も語られています。


執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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