Suiで米ドル連動ステーブルコイン「FDUSD」が利用可能に|初の対応チェーン拡大

FDUSDローンチ後初の対応チェーン拡大

スイ(SUI)は2024年11月20日に、First Digital Labsが発行する米ドル連動ステーブルコイン「FDUSD」がSuiのブロックチェーン上で利用可能になったことを発表しました。

First Digital USD(FDUSD)は、1FDUSDの価値が1ドルで安定して推移するように設計された米ドル連動ステーブルコインであり、FDUSDの価値は現金および現金同等資産によって完全に裏付けられています。

このステーブルコインは大手暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)でも採用されていて、2023年9月に「BUSD」の段階的な終了が発表されて以降は「USDT」と並ぶ主要な基軸通貨として利用されています。

FDUSDはイーサリアムとBNBチェーンのブロックチェーン上で利用可能となっていましたが、今回は新たにSuiのブロックチェーンがサポートされたことが報告されています。

なお、Suiの公式発表では「SuiはFDUSDがローンチ以降にサポートを拡大した初のブロックチェーンである」とも説明されています。

🚨速報🚨 $FDUSDがSuiブロックチェーンで利用可能に!👏

昨夏のローンチ以来、$FDUSDが初めて拡大したブロックチェーンがSuiとなりました。

$FDUSDは取引の流動性と効率性を向上させ、従来の金融と成長を続けるデジタル経済のブリッジをさらに強化します。

このステーブルコインは過去6ヶ月間で急成長を遂げており、市場で最も規模の大きい1対1の準備金を持つステーブルコインの一つとなっています。

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Sui上でのステーブルコイン展開が加速

Suiではステーブルコインのネイティブサポートに関する発表が続いていて、今年8月には「SuiでネイティブUSDCが利用可能になったこと」も発表されています。

Suiはこのような動きは機関投資家によるSuiへの信頼が高まっていることを示していると説明していて、Suiでは過去1年間でTVL(ロックされた預かり資産)が430%増加し、DeFi取引量が692%増加しているとも報告されています。

分散型金融(DeFi)分散型取引所(DEX)などでは、価格が安定しているステーブルコインが重要な役割を果たすため、Sui上でステーブルコインの選択肢が増えることによって、DeFi・DEX利用者の安心感が高まり、Suiエコシステム全体の成長が促進されると期待されます。

なお、First Digital LabsはFDUSDの対応ネットワークをさらに拡大させていく方針も示しており、先月末にはソラナ(Solana/SOL)のブロックチェーン上でFDUSDを発行することも発表されています。

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Souce:Sui財団公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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